NECビッグローブは、Android端末向けのコンテンツ配信を支援するSaaSを提供開始した。配信機能や会員情報管理機能といった基本機能を備えるのに加え、携帯電話事業者が提供する課金サービスを利用可能にしたのが特徴だ。
NECビッグローブは10月4日、Android搭載のスマートフォンやタブレット端末向けのコンテンツ配信業務を支援するSaaS(Software as a Service)を提供開始した。音楽や動画、ゲームといったコンテンツやアプリケーションの配信機能を、ネットワーク経由で利用できる。サービスプロバイダー向けに、サーバ構築や運用の手間をかけることなく、自社独自のコンテンツ配信サービスを開始できる点を訴求する。
サービスの名称は、「BIGLOBE Contents Director」。コンテンツやアプリケーションの配信機能や、ユーザー認証機能を備えた会員情報の管理機能といった、配信サービスに必要な基本機能を網羅した。
携帯電話事業者の課金サービスをコンテンツ利用者に対する課金に利用できるのが特徴。現時点で利用できるのは、KDDIとNTTドコモが提供する課金サービス。両社の課金サービスの利用には、各事業者との契約が別途必要となる。そのほか、米GoogleがAndroid Marketで提供するアプリケーション内の課金サービスも、2011年12月以降に利用可能にする。
新サービスは、NECが2011年7月に提供開始した企業向けコンテンツ配信サービス「Contents Director」のサービス事業者向けバージョンを、NECビッグローブが提供するものである。1ユーザー当たりの利用料金は、データ容量20Gバイトまでの場合で初期費用が105万円、月額利用料金が21万円から。2012年度末までに200社への導入を目指す。
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