手軽なデータ分析手段として有用な「Microsoft Excel」。ただし、中堅・中小企業が望むデータ分析を実現するには、Excelだけでは十分とはいえない。調査結果を基に、その理由を説明しよう。
「ビッグデータ」の取り組み事例は、新聞やテレビなどで日々紹介されている。大量のデータをリアルタイムに処理することで、今まで得られなかった新たな知見をビジネスに生かす動きだ。現在は大企業や産官学共同体が主体だが、それほど遠くない将来には、中堅・中小企業においても高度なデータ分析をビジネスに生かす日がやってくるだろう。
とはいえ、いきなりビッグデータの取り組みに飛躍するのはさすがに難しい。「Microsoft Excel」を用いた簡単な集計や分析はイメージできるが、その次のステップとして何をどう始めればよいか――。こうした課題に悩む中堅・中小企業が多いというのが実情だ。
そこで本稿は、中堅・中小企業のビジネスインテリジェンス(BI)活用に関する動向を追ってきた本連際の番外編として、「Excelからの次の1歩」としてのBI活用を踏みだす際に留意すべきポイントについて、調査データを交えながら考察していくことにする。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
お知らせ
米国TechTarget Inc.とInforma Techデジタル事業が業務提携したことが発表されました。TechTargetジャパンは従来どおり、アイティメディア(株)が運営を継続します。これからも日本企業のIT選定に役立つ情報を提供してまいります。
主戦場は「テレビ画面」へ YouTube20周年でCEOが公開書簡を公開
20周年を迎えるYouTubeが、クリエイターとユーザーの双方にとってより魅力的で革新的なプ...
都道府県別ライフスタイル調査 「推し活好き」「ラーメン好き」最多は?
明治安田総合研究所が公表した都道府県別「ライフスタイルに関するアンケート調査」の結...
Metaの広告はますますAI中心に 新たなツール「最適化スコア」とは?
Metaの2025年ビジネス注力領域とAIを活用したツールをはじめとした広告ソリューションの...