2014年01月08日 08時00分 公開
特集/連載

今からプランをしたい「IFRS適用後のフォロー体制」今こそIFRS再入門【第5回】

「日本版IFRS」の作成が進む中、IFRS任意適用の動きが広がっている。IFRS適用はIFRSベースの決算を公表して終わりではない。より重要なのは適用後のフォロー体制だ。モニタリングや教育体制について解説する。

[野口 由美子,イージフ]

関連キーワード

IFRS | 教育 | 金融 | 内部統制 | 経営


 IFRS(国際財務報告基準、国際会計基準)を巡っては日本企業の任意適用を増やす方針が金融庁から打ち出されており、企業にとってIFRSを選択しやすい環境が整えられようとしている。その1つの施策として検討されているのが「日本版IFRS」だ。日本版IFRSとは、IASB(国際会計基準審議会)で作られた本来のIFRSから日本の実務慣行に配慮した修正を行うもので、ASBJ(企業会計基準委員会)が現在具体的内容について議論を始めた。日本版IFRSは、日本の会計基準とIFRS間の差異を解決する1つの手段として取り組まれており、日本企業が純粋なIFRSを導入するよりも適用しやすいものになるとの期待がある。

 しかし、各国がそれぞれ違うIFRSを持ってしまったら、それは世界で単一の会計基準としてIFRSが機能しているとはいえない。日本版IFRSは、日本企業にIFRSの導入を促すためという目的があるとはいえ、ずっと存続するのが望ましいとはいえず、世界で単一の会計基準が日本でも適用されるようになるためのステップとして位置付けられるだろう。

ITmedia マーケティング新着記事

news155.jpg

「エシカル」に積極的な企業は「良い印象」が9割以上――トレンダーズ調査
今後ますます注目が集まると考えられる「エシカル消費」。年代や性別ごとの意識の違いや...

news157.jpg

国内コネクテッドテレビ広告市場、2020年は102億円規模に――SMNとデジタルインファクト調査
テレビ同様の視聴体験を提供しつつインターネット広告同様に計測可能な国内コネクテッド...

news127.jpg

GAFAの序列変動やSpotify、Zoomなどの動向に注目 「Best Global Brands 2020」
世界のブランド価値評価ランキング。Appleは8年連続1位で前年2位のGoogleは4位に後退しま...