Facebookがデータ保存にBlu-rayとSSDを採用、専門家からは「本気?」の声50年の耐久性は本当?

Facebookは長期的に保持するデータの格納先として、Blu-rayディスクやSSDなどを利用すると公表した。コストや消費電力を抑えつつ、50年以上の耐久性を持たせると説明するが、この戦略に対する評価はまちまちだ。

2014年03月11日 08時00分 公開
[Carol Sliwa,TechTarget]

関連キーワード

データセンター | Facebook | SSD


 米Facebookは2014年1月下旬、米カリフォルニア州サンノゼで開かれた「Open Compute Summit」で、Blu-rayディスクと“ネットブッククラス”のSSD(ソリッドステートドライブ)利用を推進する戦略の概要を説明した。データストレージ業界アナリストやIT幹部に取材したところ、この戦略に対する評価はまちまちだ。

 好評なのは、Webサーバの起動にコンシューマーグレードのSSDを使用するという戦略で、これは広く支持を集めている。一部のIT幹部は、コンシューマーグレードのSSDを使ってサーバの起動プロセスをスピードアップしているが、新しい小型の「M.2」(以前は「Next Generation Form Factor」として知られていた)規格のフォームファクターについてはまだ調査していないと述べている。M.2は、省電力が要求されるデバイス向けに設計されている。

「光ストレージは、投資採算が取れるほど売れない」発言の真意は?

ITmedia マーケティング新着記事

news047.jpg

SASのCMOが語る マーケティング部門が社内の生成AI活用のけん引役に適している理由
データとアナリティクスの世界で半世紀近くにわたり知見を培ってきたSAS。同社のCMOに、...

news159.jpg

SALES ROBOTICSが「カスタマーサクセス支援サービス」を提供
SALES ROBOTICSは、カスタマーサクセスを実現する新サービスの提供を開始した。

news139.jpg

「Fortnite」を活用  朝日広告社がメタバース空間制作サービスとマーケティング支援を開始
朝日広告社は、人気ゲーム「Fortnite」に新たなゲームメタバース空間を公開した。また、...