Windowsとも仲良く、Dockerのロードマップは2015年も新展開がめじろ押しDockerのCEOに直撃

Dockerの2015年の技術ロードマップには、Windows対応、オープンソースオーケストレーションツールのリリース、コンテナ製品のアップデートなどが掲げられている。

2015年05月12日 12時00分 公開
[Jan StaffordTechTarget]
Dockerの仕組み(参照:1回で分かる:仮想化とは違うコンテナ技術「Docker」って何?)《クリックで拡大》

 アプリケーションコンテナ技術「Docker」の2013〜2014年における進化のペースは物足りないと言わんばかりに、米Dockerは2015年に入って、まずDockerのオープンソースオーケストレーションツールを「Linux」向けに提供開始し、同ツールの「Microsoft Azure」および「Hyper-V」向けのβ版もリリースした。これはまだ序の口だと、Dockerのベン・ゴラブ最高経営責任者(CEO)は語る。「われわれが2013年に初版をリリースしたDockerは、2014年には7000万ダウンロードを記録し、優れた製品であるだけでなく、巨大なエコシステムをも生み出した。ちょっとしたセンセーションを巻き起こしている」。同氏にDockerの技術ロードマップについて話を聞いた。

――開発者やシステム管理者にとって、Dockerがオープンな分散アプリケーションプラットフォームとして提供する重要な価値は何ですか?

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

From Informa TechTarget

お知らせ
米国TechTarget Inc.とInforma Techデジタル事業が業務提携したことが発表されました。TechTargetジャパンは従来どおり、アイティメディア(株)が運営を継続します。これからも日本企業のIT選定に役立つ情報を提供してまいります。

ITmedia マーケティング新着記事

news073.jpg

社会人Z世代の休日の過ごし方 関東と関西の違いは?
大広若者研究所「D'Z lab.」は、37人へのインタビューと1000人へのアンケートを基に、社...

news175.png

製造業の8割が既存顧客深耕に注力 最もリソースを割いている施策は?
ラクスは、製造業の営業・マーケティング担当者500人を対象に、新規開拓や既存深耕におけ...

news105.jpg

「生成AIで作った広告」が物議 そのとき、コカ・コーラはどう動いた?
生成AIを広告制作に活用し、議論を呼んだCoca-Cola。この経験から何を学んだのか。