コンテナベースの仮想化ソフト「Docker」の人気が高まっている。Googleなど多くのIT企業が支持を表明。人気の理由や今後の開発方針をDockerコミュニティーのシニアディレクターが説明した。
米Dockerはオープンソース市場に参入したばかりだが、2013年の誕生以来爆発的な成長を遂げている。同社のコンテナベースの仮想化アプローチは「Linux Containerテクノロジー」をベースに構築されており、プラットフォーム間のアプリケーションポータビリティを高めることができる。また、Dockerコンテナは軽量だ。仮想マシン(以下、VM)と違って基盤となるOSを実行する必要がない。
本稿では、Dockerのコミュニティーでシニアディレクターを務めるジュリエン・バルビエ氏のインタビューを紹介する。急成長を遂げるDockerと同社の計画に多くの人々が関心を寄せている理由を聞いた。
――Linux Containerは新しいテクノロジーではないが、Dockerを使用する主なメリットは何か
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