「2015台湾医療・デンタル・介護製品発表会」リポート
台湾発の医療IT、日本の医療・介護を支援(1/2 ページ)
2015年6月に開催された「2015台湾医療・デンタル・介護製品発表会」では、医療用タブレットや在宅医療や介護関連の製品などが出展されていた。本稿では展示内容の一部を紹介する。
2015年6月11日、台湾経済部 国際貿易局(注)と台湾貿易センター(TAITRA)が主催する「2015台湾医療・デンタル・介護製品発表会」が都内で開催された。この発表会では台湾の医療・歯科・介護製品の日本における認知度向上・ビジネス機会拡大を目的に、関連企業10社が出展。医療用タブレットに加え、在宅医療や介護関連の製品などが出展されていた。本稿では展示内容の一部を紹介する。
注:日本の経済産業省に相当。
白衣のポケットに入る医療用タブレット「Poket Pad」――Advantech
医療機器・医療用システムを開発・販売するAdvantechは、医療用7インチタブレット「Poket Pad」を出展。同社によると、医療スタッフの白衣のポケットに収まり一日中持ち歩けることが製品名の由来だという。
Poket Padは、「Windows 8.1」搭載の病院アプリケーション向け専用端末だ。IEC(国際電気標準会議)が定めた電子技術分野の防塵・防水等級の国際標準規格「IP54」に準拠。抗菌性にも優れ、90センチの耐落下衝撃性能を誇る。モニター解像度は800×1280ピクセル、重量は400グラムで連続4時間以上稼働する。
Advantechによると、Windowsベースの病院情報システム(HIS)と親和性が高い点も特徴だという。Poket Padを利用することで、医療スタッフは患者の医療記録や臨床データなどの情報をリアルタイムで閲覧可能になる。
また、タッチパネルによるデータ入力業務を効率化でき、バーコードスキャナーを用いた3点認証による安全性も確保する。提供価格は、16万8000円(税別、2年間の保守サポート含む)。Advantechはその他、10インチのWindows 8.1搭載タブレット、5インチのAndroid搭載タブレットなども提供している。
患者自らが訓練可能な下肢トレーニングマシン――ハイウィン
ハイウィンが紹介した臨床歩行訓練システム「MRG-P100」は、歩行不能患者と外来患者のための下肢トレーニングマシンだ。患者自身の病歴やトレーニング記録を管理できる。下肢リハビリのためのさまざまなトレーニングモードを内蔵しており、理学療法士のサポートを受けながら患者自らトレーニング可能だ。
患者の体形や身長に応じて、患者を支える外骨格の長さを調整可能。膝や骨盤、臀部、腹部のサポートクッションが付いている。非サスペンション方式を取ることで筋肉や骨格を重力に逆らうことなく、正しい姿勢での歩行訓練をサポートする。自転車こぎ訓練や直立訓練、歩行訓練などに利用できる。
また、MRG-P100の上位機種「MRG-P100 Pro」では、タッチパネルでの画面操作や遠隔操作などの機能を備える。
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