キーボードはまだ必要ですか?
「iPad」登場から5年 変わった仕事と、やっぱりそのままな仕事
「iPad」が登場して5年が過ぎ、仕事にタブレットを使うことも一般化した。仕事におけるタブレットの可能性をあらためて考えてみよう。
米Appleの「iPad」や韓国Samsung Electronicsの「Galaxy Tab」のような人気のあるデバイスが市場に登場してから、およそ5年が経過した。タブレットは、私が最も仕事に使用するデバイスになった。しかし実際のところ、タブレットはある仕事に対しては良いツールだが、別の仕事にはそれほど良いツールではない。
タブレットを仕事に使用することについて1つ注意したいのは、多くのタスクはBluetoothキーボードを必要とする、ということだ。タッチスクリーンは確かに機能的だが、キーボードはユーザーにとって依然としてデバイスと企業アプリケーションをつなぐ主要なツールだ。
企業において、PCではなく、タブレットを使用する方が適切な3つのシナリオを考えてみよう。
1. メモを取る
タブレットは、ラップトップとスマートフォンの利点を1つのデバイスに統合したものだ。携帯性が高いため邪魔にならず、会議に持参しやすい。これにより、他の文書への迅速なアクセスや、写真や録音を組み込むといった今日の社員が求める機能が実現した。それでもタブレットユーザーは、メモを取る速度を保つためにキーボードを実際には必要とすることを覚えておこう。
2. 外出先で作業する
外出中、タブレットは実に素晴らしいデバイスとなる。ほとんどのラップトップよりも小型で軽量、どこにいようと、文書や電子メールといった仕事関連の情報を手軽にチェックできるからだ。例えば、ラップトップはユーザーが飛行機で仕事を仕上げるには窮屈だ。スマートフォンの画面は小さ過ぎて生産的ではなく、またWebキャストなどのストリーミングビデオの鑑賞が難しい。タブレットはその中間であり、モバイルワーカーにとって最適なデバイスである。
3. プレゼンテーションを行う
「Microsoft PowerPoint」は、今や全てのWindows、iOS、Androidデバイスで利用できる。PowerPoint標準のテンプレートを使用すると、タブレットは外出先でシンプルなプレゼンテーションを作成したり、プレゼンテーションを発表する直前に変更を加えたりするのに最適なデバイスとなる。
コンパクトなタブレットは、会議室や演台に持ち込みやすい。プロジェクターとも互換性があり、「Apple TV」などでも使用できる。例えば、iPadは「AirPlay」のミラーリング機能を使用してApple TVでプレゼンテーションを表示することも可能だ。プレゼンテーション中に歩き回るプレゼンターはiOSデバイス間でデバイスを取り換えることができ、iPhoneユーザーは「Keynote」アプリケーションを通して、スマートフォンをリモコンとして使用することが可能だ。
上記の3つのリストは、エンタープライズアプリが開発されるにつれ変わるだろう。画面分割機能をサポートするタブレットは、マルチタスクが可能だ。音声コマンドやジェスチャーといったその他の入力方法が成熟することにより、キーボードの必要性が減少するだろう。タブレットをビジネスで使用する組織は、タブレットの価値を最大限に生かす新しい方法を調査し、テストする必要がある。タブレットが仕事場で成し遂げられることはたくさんある。
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