サーバの水冷却方式に“不都合な真実”、水不足で批判相次ぐ年間4900万リットルを浪費するという報道も(1/2 ページ)

人口増加と気候変動によって、世界では水の需要がさらに増している。この水不足問題には解決の兆しが見えない。そんな中、データセンターの水冷処理を見直す動きがある。

2015年10月13日 12時00分 公開
photo ドイツ証券が構築した外気冷房システム(TechTargetジャパン「環境配慮型のデータセンター冷却システムを導入したドイツ証券」より)《クリックで拡大》

 干ばつによってデジタル経済は干上がるのだろうか。水不足の問題が切迫している中、大規模なデータセンターは冷却に使用する水について見直しを進めている。

 現在、米カリフォルニア州の深刻な干ばつにメディアの関心が集まっているが、その注目の多くは住居や農業での用途に寄せられている。今のところ、データセンターのように工業で水を使用している事例には、ほとんど目が向けられていない。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

       1|2 次のページへ

ITmedia マーケティング新着記事

news132.jpg

ハロウィーンの口コミ数はエイプリルフールやバレンタインを超える マーケ視点で押さえておくべきことは?
ホットリンクは、SNSの投稿データから、ハロウィーンに関する口コミを調査した。

news103.jpg

なぜ料理の失敗写真がパッケージに? クノールが展開する「ジレニアル世代」向けキャンペーンの真意
調味料ブランドのKnorr(クノール)は季節限定のホリデーマーケティングキャンペーン「#E...

news160.jpg

業界トップランナーが語る「イベントDX」 リアルもオンラインも、もっと変われる
コロナ禍を経て、イベントの在り方は大きく変わった。データを駆使してイベントの体験価...