総賃金で平均25%の違い
「データサイエンティスト」はやはりセクシーな職業? 調査で分かった“超高給”(1/2 ページ)
米TechTargetが実施した2015年度の給与調査によると、BIやビッグデータに携わっている従業員は、自身の仕事に対する満足度がかなり高いことが分かった。その秘密に迫る。
リネンとユニフォームのレンタル会社、米Bay Towelでビジネスシステムアナリストを務めるデニス・ドゥシェク氏は、自分の仕事に満足している。管理部門は彼の提案に真摯(しんし)に耳を傾け、営業や経理など各部門のために彼が作成したリポートは各部門が評価してくれる。「多くの従業員が楽観的なプロジェクトや結果を求めている。その場しのぎの対策を取っているわけではない。私たちは将来を見据えて計画を立てることができるのだ」(ドゥシェク氏)
これはドゥシェク氏に限ったことではない。米TechTargetが実施した2015年度におけるIT従事者の年間給与とキャリア調査(2015年6月~9月にオンラインで実施)によると、ビジネスインテリジェンス(BI)とビッグデータの担当者は、現在の仕事と今後の雇用機会のどちらについてもかなり楽観的に捉えている。そして、それにはさまざまな理由がある。
BIとビッグデータが主な専門と答えた回答者は114人で、その基本給の平均は12万446ドルだった。これは、給与について答えた全回答者1548人の平均10万333ドルよりも約20%高い。また、BIとビッグデータが主な専門と答えた回答者のボーナスを含めた総賃金の平均は13万6282ドルになる。これは回答者全体の平均11万724ドルより約25%高い結果となっている。
BIやビッグデータを担当している回答者の53%が2015年に昇給したと答えている。また、45%の回答者はボーナスが支給されたと答えている。2016年度については、55%が昇給を、47%がボーナスの支給を期待している。これらの数値はいずれも、全回答者の数値よりも高い。
ただし、BIとビッグデータ担当者の楽観的な姿勢は、個人への報酬だけが理由ではない。この調査では、BIとビッグデータの担当者の68%が転職を考えていないと回答している。そのうち22%が、しばらくは現職を離れるつもりはないと答えており、46%は新しいチャンスがあれば転職を検討するとしているが、転職を積極的に考えているわけではない。
また、所属しているIT部門の雰囲気が楽観的と答えたのは39%で、悲観的と答えたのはたったの19%だ。IT部門の人数が2014年よりも増えたと答えた回答者は41%にも上った。一方、減少したと答えたのは20%だった。
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