「データサイエンティスト」はやはりセクシーな職業? 調査で分かった“超高給”総賃金で平均25%の違い(1/2 ページ)

米TechTargetが実施した2015年度の給与調査によると、BIやビッグデータに携わっている従業員は、自身の仕事に対する満足度がかなり高いことが分かった。その秘密に迫る。

2015年12月21日 12時00分 公開
[Ed HardyTechTarget]
Bay Towelの公式Webページ《クリックで拡大》

 リネンとユニフォームのレンタル会社、米Bay Towelでビジネスシステムアナリストを務めるデニス・ドゥシェク氏は、自分の仕事に満足している。管理部門は彼の提案に真摯(しんし)に耳を傾け、営業や経理など各部門のために彼が作成したリポートは各部門が評価してくれる。「多くの従業員が楽観的なプロジェクトや結果を求めている。その場しのぎの対策を取っているわけではない。私たちは将来を見据えて計画を立てることができるのだ」(ドゥシェク氏)

 これはドゥシェク氏に限ったことではない。米TechTargetが実施した2015年度におけるIT従事者の年間給与とキャリア調査(2015年6月〜9月にオンラインで実施)によると、ビジネスインテリジェンス(BI)とビッグデータの担当者は、現在の仕事と今後の雇用機会のどちらについてもかなり楽観的に捉えている。そして、それにはさまざまな理由がある。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

       1|2 次のページへ

ITmedia マーケティング新着記事

news132.jpg

ハロウィーンの口コミ数はエイプリルフールやバレンタインを超える マーケ視点で押さえておくべきことは?
ホットリンクは、SNSの投稿データから、ハロウィーンに関する口コミを調査した。

news103.jpg

なぜ料理の失敗写真がパッケージに? クノールが展開する「ジレニアル世代」向けキャンペーンの真意
調味料ブランドのKnorr(クノール)は季節限定のホリデーマーケティングキャンペーン「#E...

news160.jpg

業界トップランナーが語る「イベントDX」 リアルもオンラインも、もっと変われる
コロナ禍を経て、イベントの在り方は大きく変わった。データを駆使してイベントの体験価...