IT部門に頼らないデータ分析、やってみて分かるこれだけのメリットクラウドベースのBIを活用

データ管理とレポート作成についてIT部門に頼りきっていたある企業が、クラウドベースのBIを利用することで、その状況を緩和した。その結果、アナリストは自社のデータをさらに活用できるようになった。

2016年02月29日 15時00分 公開
[Ed BurnsTechTarget]
画像 クラウド型BIダッシュボード「GoodData」《クリックで拡大》

 既にデータ駆動を広く実践している企業が、データ分析をさらに活用して製品/サービスの中核に据えるにはどうすればよいだろうか。ある企業がそのために踏み出した最初の一歩は、IT部門への依存度を下げることだった。

 ServiceChannelは、米国ニューヨークを拠点に設備管理ソフトウェアを提供する企業だ。同社でグローバルサービス担当バイスプレジデントを務めるシド・シェティ氏は次のように語る。「ビジネスインテリジェンス(BI)は非常に複雑な分野だ。従来、ビジネス部門に所属する従業員は、ほぼ例外なくBIに恐れをなしており、複雑な何段階もの手順を踏んでデータにアクセスしなければならなかった。ビジネス部門の従業員はいつもIT部門を頼りにしていた」

クラウドベースのBIがデータの壁を取り除く

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