使わないともったいない
「Windows 10」の地味だけど有能な“お宝機能”を紹介、あなたは幾つ知っていた?(1/2 ページ)
「Windows 10」の主要な機能にはもう驚かなくなったかもしれない。だが、あまりもてはやされてはいないものの、キラリと光る機能もあり、あなたの利用を待っている。
MicrosoftのOS「Windows 10」が搭載する生体認証機能「Windows Hello」やWebブラウザ「Microsoft Edge」といった主要な機能やソフトウェアには、今では目新しさはない。だが企業のIT部門やエンドユーザーが知っておくべき幾つかのあまりなじみのない機能がある。
例えばMicrosoft Edgeの「Webノート」は、エンドユーザーがWebページに直接書き込めるようにするツールだ。「Isolated User Mode」(分離ユーザーモード)も目立たない機能だが、こちらはセキュリティを向上させる。さらにWindows 10では音声アシスタント「Cortana」を標準搭載する。こうしたツールや変更は、大きなニュースにはならないかもしれないが、Windows 10の機能の充実度を高め、エンドユーザーやIT管理者による同OSの活用の幅を広げてくれる。
目立たないが便利なWindows 10の機能と、Cortanaの設定を調整してプライバシー関連機能を制限する方法を見ていこう。
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Webノートとは
Windows 10の最大の新機能の1つは、Microsoftの新しい標準WebブラウザであるMicrosoft Edgeだ。その多くの機能の1つにWebノートがある。エンドユーザーはWebノートを使うと、Webページにメモや線、図形などを書き込むことができる。
Webノートでは「ペン」と「蛍光ペン」(マーカー)が使え、線の色や太さを選びながら指やマウスで思い通りに書き込むことができる。「ノートの追加」で詳しいメモをタイプすることもできる。覚えておきたい重要事項を円で囲ったり、何かの脇にリマインダーを書いたりといったことも可能だ。こうしたWebページへの書き込みは「消しゴム」で消すことができる。
大きな問題は、保存メカニズムが貧弱なことだ。「Webノートの保存」をクリックすると、オプションは3つしかない。ノートツール「Microsoft OneNote」に保存するか、Edgeの「お気に入り」または「リーディングリスト」に保存するかだ。ファイルを他の場所にエクスポートする方法はない。ただしメールでWebノートを共有することはできる。「Webノートを共有」をクリックし、メールをクリックすると、WebノートがJPEG形式の画像ファイルに変換され、これをメールに添付できる。
分離ユーザーモードの役割
分離ユーザーモードは、Windows 10が提供する仮想化ベースのセキュリティ機能の一種だ。プロセスや情報を仮想化し、OSの他の部分から分離することで、それらに対する攻撃者からのアクセスや操作を困難にする。
分離ユーザーモードは、IDやパスワードといったユーザー資格情報を安全に格納する「資格情報ガード」(Credential Guard)と連係して機能し、資格情報の盗難を防止する。特にエンドユーザーのパスワードのハッシュ値を悪用して、不正にログオンする「Pass-the-Hash」攻撃に効果的だ。
アプリケーションやドライバの実行を制御する「Device Guard」も分離ユーザーモードを利用し、信頼済みのエンドユーザーだけがアプリケーション制御ポリシーを変更できるようにする。これによりエンドユーザーがブラックリストに含まれるアプリケーションをダウンロードしたりできるように、攻撃者がポリシーを変更するのを防ぐことができる。
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