次期米大統領のドナルド・トランプ氏の技術政策の全体像は、いまだ不透明だ。「トランプ大統領」の誕生は、IT業界にどのような影響をもたらすのか。専門家の話から探る。
次期米大統領のドナルド・トランプ氏は2016年12月、米大手技術企業のリーダーたちをニューヨークに招いて技術政策について会談した。だが同氏の技術政策の全体像は見えない。
トランプ氏は、Appleがスマートフォン「iPhone」を米国ではなく中国で生産していることを非難したり、Amazon.comのジェフ・ベゾス最高経営責任者(CEO)に対して「支配力の乱用」は独禁法違反だと指摘したりしてきた。だが同氏の技術政策は極めて不透明だ。
こうした中、ITで既存のビジネスを作り直す「デジタルビジネス」構想、2017年の予算計画などの課題で忙しい企業の最高情報責任者(CIO)は、新たな不安材料に直面している。「予測不可能性を政治的強みの源泉だ」と公言するトランプ氏が率いる政権が打ち出す政策が、IT業界にどんな影響をもたらすのだろうか、という不安だ。
生活者の生成AI利用動向 10代後半はすでに5割近くが経験――リクルート調査
テキスト型生成AIサービスの利用経験者の割合は若い年代ほど高く、特に10代後半はすでに5...
2023年のSNS炎上総数は189件、炎上元の媒体1位は「X」――コムニコ「炎上レポート」
コムニコが「炎上レポート」2023年版を公開しました。
今度の「TikTok禁止」はこれまでとどう違う?
米国ではまたしてもTikTok禁止措置が議論されている。これまでは結局実現に至らなかった...