クラウドのセキュリティに対する懸念は弱まっているもしれない。だが依然としてユーザーとベンダーはデータの安全を確保する取り組みを行う必要がある。特に高水準のサービスではそうした取り組みが欠かせない。
パブリッククラウドのセキュリティに対する懸念のほとんどは沈静化している。これを物語っているのが、パブリッククラウドの急速な導入ペースである。だがIT部門は、ワークロードのセキュリティを強固にするためにハイパースケールプラットフォームであるクラウドを熟知した上で行うべき作業に苦戦している。
パブリッククラウドの透明性を向上し、その知識を深める段階をへたことで、Amazon Web Servicesの「Amazon Web Services」(AWS)、Microsoftの「Microsoft Azure」(Azure)、Googleの「Google Cloud Platform」(GCP)などのサービスで実際のワークロードを運用することに対する懸念は和らいでいる。だが責任共有モデルへの警戒が不要になったわけではない。事実、セキュリティの専門家は、高水準のサービスに関する新しい戦略と複数のクラウド環境の管理について、その対応方法を理解するべく取り組んでいる。
IaaS(Infrastructure as a Service)市場が誕生してから最初の10年間は、パブリッククラウドの運用態勢が整っていることを疑問視する声がIT業界では何度も浮上していた。だがそうした声は、いつの間にか聞かれなくなっていった。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
なぜクラウド全盛の今「メインフレーム」が再び脚光を浴びるのか
メインフレームを支える人材の高齢化が進み、企業の基幹IT運用に大きなリスクが迫っている。一方で、メインフレームは再評価の時を迎えている。

「サイト内検索」&「ライブチャット」売れ筋TOP5(2025年5月)
今週は、サイト内検索ツールとライブチャットの国内売れ筋TOP5をそれぞれ紹介します。

「ECプラットフォーム」売れ筋TOP10(2025年5月)
今週は、ECプラットフォーム製品(ECサイト構築ツール)の国内売れ筋TOP10を紹介します。

「パーソナライゼーション」&「A/Bテスト」ツール売れ筋TOP5(2025年5月)
今週は、パーソナライゼーション製品と「A/Bテスト」ツールの国内売れ筋各TOP5を紹介し...