クラウドのセキュリティに対する懸念は弱まっているもしれない。だが依然としてユーザーとベンダーはデータの安全を確保する取り組みを行う必要がある。特に高水準のサービスではそうした取り組みが欠かせない。
パブリッククラウドのセキュリティに対する懸念のほとんどは沈静化している。これを物語っているのが、パブリッククラウドの急速な導入ペースである。だがIT部門は、ワークロードのセキュリティを強固にするためにハイパースケールプラットフォームであるクラウドを熟知した上で行うべき作業に苦戦している。
パブリッククラウドの透明性を向上し、その知識を深める段階をへたことで、Amazon Web Servicesの「Amazon Web Services」(AWS)、Microsoftの「Microsoft Azure」(Azure)、Googleの「Google Cloud Platform」(GCP)などのサービスで実際のワークロードを運用することに対する懸念は和らいでいる。だが責任共有モデルへの警戒が不要になったわけではない。事実、セキュリティの専門家は、高水準のサービスに関する新しい戦略と複数のクラウド環境の管理について、その対応方法を理解するべく取り組んでいる。
IaaS(Infrastructure as a Service)市場が誕生してから最初の10年間は、パブリッククラウドの運用態勢が整っていることを疑問視する声がIT業界では何度も浮上していた。だがそうした声は、いつの間にか聞かれなくなっていった。
アドビ、Adobe Firefly機能搭載の「Adobe Express」モバイル版アプリを一般提供
アドビは、生成AI「Adobe Firefly」の機能を利用できる「Adobe Express」モバイル版アプ...
2度あることは3度あった GoogleのサードパーティーCookie廃止再延期にアドテク各社がコメント
Googleは2024年末までに完了する予定だったWebブラウザ「Chrome」でのサードパーティーCo...
天候と位置情報を活用 ルグランとジオロジックが新たな広告サービスを共同開発
ルグランとジオロジックが新たな「天気連動型広告」を共同開発した。ルグランが気象デー...