徹底レビュー:最新スマートウォッチ「HUAWEI WATCH 2」は質実剛健と軽量さが魅力難点は大きい本体と小さい画面(1/2 ページ)

Huaweiの最新スマートウォッチ「HUAWEI WATCH 2」は手首に巻く価値のある製品だろうか。本稿では、それを検証する。

2017年08月12日 05時00分 公開
[Ed HardyTechTarget]
画像1 HUAWEI WATCH 2 とリストバンド

 スマートウォッチは新たな製品カテゴリーだ。テクノロジー企業が打ち出すウェアラブルデバイスの中でもネームバリューは高い。Huaweiがリリースした最新の「HUAWEI WATCH 2」は、以前よりもスポーティーな外観で、GoogleのOS「Android Wear 2.0」を搭載する。これを手首に巻く価値はあるだろうか。本稿では、それを検証する。

 Huaweiは、HUAWEI WATCH 2を、以前よりもアスリート向きの外観に仕上げている。今回テストに使用したモデルのカラーはコンクリートグレーだが、カラーバリエーションにはカーボンブラックもある。画面と内部コンポーネントは厚手のプラスチックで覆われ、デリケートな部分を保護し、熱を放出する作りになっている。ベゼルはセラミックス製で、裏面のプレートはアルミニウム製だ。

 テストは議論を引き起こす結果になった。このスマートウォッチを装着していると、父親の時計を身に着けた子どものような気分になるという人もいれば、見た目がおもちゃのようだという意見もあった。こうした意見の大半は、厚さは半分になったが、文字盤部分が48.9×45ミリ(縦×横)と大き過ぎることからきている。

 ただ、ストラップを除いて40グラムという驚くべき軽さについては参加者全員が認めた。本体の大きさにもかかわらず、多くの小型腕時計と比べても遜色のない軽さだ。

 本体には耐水性があるが、防水ではない。つまり、雨の中で身に着けても安心だが、身に着けたまま泳ぐのは避けた方がよい。

 付属のリストバンドは幅20ミリ、長さは13.97〜21.8センチの間で調節できる。リストバンドは黒のプラスチック製で、本体のカラーにマッチしている。リストバンドは取り外し可能だが、バンドにはHuawei独自のはめ込み設計が用いられているため、同社製のものでないと付け替えはできない。

1.2型ディスプレイ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

       1|2 次のページへ

From Informa TechTarget

お知らせ
米国TechTarget Inc.とInforma Techデジタル事業が業務提携したことが発表されました。TechTargetジャパンは従来どおり、アイティメディア(株)が運営を継続します。これからも日本企業のIT選定に役立つ情報を提供してまいります。

ITmedia マーケティング新着記事

news078.jpg

生成AIへの期待値の変化 DeepSeek台頭がマーケターに突きつける課題とは?
AI 生成の広告に対する反発が続いた1年を経て、マーケターはパフォーマンス結果重視で非...

news128.png

2024年に視聴者が検索したテレビCM 2位は中国のあのEVメーカー、1位は?
2024年にテレビCMを通して視聴者が気になりWeb検索したものは何だったのか。ノバセルが発...

news078.jpg

Googleの広告収益成長が鈍化、中国のアレが原因?
YouTubeなどのプラットフォームの成長率は、米国の選挙関連支出の急増にもかかわらず低迷...