「仮想ホワイトボード」も実装、チームコラボレーションの次の潮流を読むクラウドメッセージングサービスの時代 後編

コラボレーション戦略の構築に不可欠なクラウドメッセージングサービス。後編ではその豊富な機能について解説する。

2017年11月15日 05時00分 公開
[Andrew FroehlichTechTarget]
Slackの公式Webページ《クリックで拡大》

 前編「電話よりも『Slack』、チームコラボレーションの主役交代はもう間近」において、クラウドメッセージングサービスがチームコラボレーションの主流になるに至った過程を振り返った。これらのツールは現在、企業におけるコミュニケーションツールの定番となっている。以下のような豊富な機能を提供するからだ。

  • グループメッセージング:チームやプロジェクト関連のコミュニケーションの大部分が、この機能を使って行われる。追加、削除できるメンバーの数に制限はなく、コンテンツは全て、コンテクスト検索がしやすいように保持される。
  • 1対1のメッセージング:特定の相手とクローズドなコミュニケーションを行う必要がある場合もある。1対1のメッセージングは、2人のユーザー間でのプライベートなコミュニケーション向けだ。プライバシーを高め、連絡したい相手との直接のチャネルを確保できる。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

From Informa TechTarget

お知らせ
米国TechTarget Inc.とInforma Techデジタル事業が業務提携したことが発表されました。TechTargetジャパンは従来どおり、アイティメディア(株)が運営を継続します。これからも日本企業のIT選定に役立つ情報を提供してまいります。

ITmedia マーケティング新着記事

news136.png

アドビが「10種類のAIエージェント」を発表 顧客体験はどう変わる?
アドビの年次イベント「Adobe Summit 2025」が開催された。初日の基調講演では、アドビの...

news064.jpg

「ブランドは叩かれて強くなる」 ジャガーのCMOが語った炎上の乗り越え方
SXSWで開催された「Female Quotient」のイベントにおいて、Jaguar Land Roverの米国CMOは...

news069.jpg

生成AI検索は売り上げにプラス? マイナス? 企業に求められる戦略転換
生成AIが主流になるこれからの検索で企業にはどのような姿勢が求められるのでしょうか。