発売前にアナリストの評価をチェック
Windows 10の84インチ端末「Surface Hub」に早くも高評価 「用途不明」との声も(1/2 ページ)
最大84インチのWindows 10端末「Microsoft Surface Hub」。発売前のアナリストの評価は全般的に肯定的だが、普及に当たり米Microsoftが注意すべきポイントがあるという。
米Microsoftの新製品「Microsoft Surface Hub」は、大画面のコラボレーションデバイスだ。同社は2015年7月1日、世界24カ国の市場で法人からの予約受け付けを開始する。ただしMicrosoftは、ユーザー企業にこの製品の目的をしっかりと伝える必要がありそうだ。
2015年1月に初めて発表された会議室向け没入型デバイスであるSurface Hubは、古いビデオ会議設備のリプレースを目的に設計された。デジタルホワイトボード機能やビデオ会議機能の他、プロジェクターに似た機能も備える。Surface Hubでは、次期OSの「Windows 10」や企業向けコミュニケーションシステムの「Skype for Business」、オフィススイートの「Microsoft Office」に加え、さまざまな端末で動作するWindowsアプリケーションである「ユニバーサルアプリ」が機能する。
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Surface Hubは「iPhone」を大きくしたようなもの?
Surface Hubの画面には、手描き入力とタッチ入力の技術が組み込まれている。この技術は、Microsoftが2012年に買収した、マルチタッチと大画面テクノロジーが専門の新興企業である米Perceptive Pixelの技術が生かされている。Microsoftは、Perceptive Pixelが開発した投影型静電容量方式(Projected Capacitive Type)のタッチ技術をSurface Hubの大画面へ拡大した。投影型タッチ技術は、多くのスマートフォンに採用されている。つまりSurface Hubは、米Appleの「iPhone」を大きくしたようなものだ。
Microsoftの製品マーケティングシニアディレクターのハイエテ・ガロ氏によれば、同社はSurface Hubによって、会議室にあるプロジェクター、アナログホワイトボード、旧式のビデオ電話会議といった古い設備のリプレースを目指しているという。それら3つの機能がMicrosoftの手で統合、刷新され、企業グループにとって価値あるデバイスが作り出された。
Surface Hubに対するアナリストの評価は、全般的に肯定的だ。価格と機能については特に評価が高い。ただし、Microsoftが啓発活動をしなければ、Surface Hubの目的がユーザーに理解されない可能性があると警告するアナリストもいる。
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