当初の製品と違い、最近のエンタープライズファイル同期/共有(Enterprise File Sync-and-Share 以下、EFSS)の製品では、ファイルの同期、共有機能は当然として、それ以外にコミュニケーション、コラボレーション、コンテンツ管理の各タスクを統一することができるようになっている。
調査会社Gartnerでは、大中規模組織の80%がコンテンツ生産性戦略の一環として、2020年までに「コンテンツコラボレーションプラットフォーム」を導入すると予測している。調査会社Forresterの調査でも、セキュリティが保護されるファイル共有ツールを社内で既に導入していると答えたセキュリティ担当者は56%に達し、2018年に導入を予定しているという回答も19%に上った。
EFSS市場に踏み込む企業が増えるにつれ、ベンダーは本来のファイル同期と共有以上の機能を付与するようになった。大半のEFSS製品は、個人やワークグループ向けにコミュニケーション、コラボレーション、コンテンツ管理の各タスクを何らかの方法で統一する。こうした進化を反映して、Gartnerは2017年に同社のレポート(Magic Quadrant)の分類を「Magic Quadrant for Enterprise File Synchronization and Sharing」(エンタープライズファイル同期と共有のレポート)から「Magic Quadrant for Content Collaboration Platforms」(コンテンツコラボレーションプラットフォームのレポート)に変更した。
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