ビジネス向けファイル同期・共有ツール11製品を徹底比較(後編)OneDrive、Egnyte Connectなど

企業の従業員の働き方を大きく変えるEFSS。前編の5製品に引き続き、後半では、G SuiteやVMware Content Locker、Egnyte Connectなど6製品を紹介する。

2017年07月21日 05時00分 公開
[Kevin BeaverTechTarget]

画像 業界別のコンプライアンス要件に配慮した製品も

 ビジネス向けファイル同期/共有ツール(EFSS)市場は現在、かつてない活況を帯びている。各ベンダーの製品は、価格や強みもさまざまだ。「Box」や「Citrix ShareFile」「Dropbox」など5製品を紹介した「ビジネス向けファイル同期・共有ツール11製品を徹底比較(前編)」に引き続き、後半では6製品を取り上げる。

Egnyte「Egnyte Connect」

 EFSSベンダーEgnyteが販売する「Egnyte Connect」は、さまざまな業種のユーザーが任意のデバイスから安全に社内ファイルにアクセスし、同僚や社外のパートナーとの間でファイル共有や共同作業を可能にする。クラウドとオンプレミスのどちらのコンテンツにも、簡単にアクセスできる。Egnyteは、有料プランのみ提供する点で、他社のサービスと一線を画す。同社は、汎用(はんよう)ツールというよりも、業務向けに特化している。

 Egnyte Connectは、コンテンツの作成や共同編集をストレージから切り離すことで、クラウドやオンプレミス、ハイブリッド環境などの保存場所に関係なく、特定のコンテンツで社員同士の共同作業を可能にする。Egnyte Connectのアプリケーションプログラミングインタフェース(API)を使えば、「Amazon Web Services(AWS)」「Google Cloud Platform」「Microsoft Azure」「OpenStack」などのクラウド環境に蓄積したコンテンツの他、NetAppやDell EMC(旧EMC)によるネットワークストレージやMicrosoft「SharePoint」などによるオンプレミス内のコンテンツを統合管理可能だ。

 企業は、暗号化機能や暗号鍵管理機能を使い、データを確実に保護できる。Egnyte Connectは「Office 365」「Google Document」といったオフィスアプリケーションのコンテンツのリアルタイム共同編集、タスクの割り当て、通知のタグ付け、「Jive」や「Slack」といったコラボレーションツールとの連携が可能だ。

 Egnyte Connectは、3種類の料金プランと3段階のサポート体制を用意している。Egnyteからの直接購入に加え、パートナーやリセラーからの購入も可能。料金はユーザー数や機能によって異なる。15日間の無料トライアルも利用可能だ。

Google「G Suite Business」

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