ファイル同期・共有(EFSS)サービス市場が活況だ。米Boxと米Dropboxはドキュメント共有やチームコラボレーションのための新機能を追加した。米Citrix Systemsも自社サービスプロバイダーへEFSSサービスの提供を開始した。
多くのビジネスパーソンが多様な端末から多くの情報にアクセスするようになっていることから、IT部門は、モバイルフレンドリーで管理とセキュリティ確保が可能なプラットフォームを提供しようと奮闘している。大手ベンダー数社が最近、こうした需要に対応し、安全なファイル共有をこれまで以上に多くのユーザーが利用できるようにすることを目指し、相次いでサービスをアップデートした。
企業向けファイル同期・共有(EFSS)サービス大手の米Boxは、同社のサービス「Box」と組み合わせて使う新しい「iPhone」および「iPad」用アプリ「Box Capture」で、紙のドキュメントのデジタル化と共有を容易にしようとしている。Captureでは、iPhoneやiPadで写真を撮って自分のBoxアカウントと安全に同期でき、撮影画像はローカルには一切保存されない。モバイルワーカーを抱える企業では、このアプリはさまざまな用途に利用できそうだ。例えば、保険会社の損害査定人が支払い請求書の写真を撮り、このアプリのコラボレーション機能を使って、メモを付けて上司向けにアップロードするといったことが可能だ。
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さまざまなWebシステムが使われるようになった今も、電話はやはりビジネスに不可欠なツールである。とはいえ働き方改革やDXを受け、企業における電話の在り方も大きく変わってきた。そこにフィットするソリューションがクラウドPBXだ。
日本企業のDX戦略が遅れている要因の1つに、“守りのIT”にリソースを割かれ、“攻めのIT”に着手できていないことがある。この状況を打破するための第一歩として考えたい“ペーパーレス化”のメリットや、正しい進め方を解説する。
業務マニュアルは使われて初めてその効果を発揮するが、そもそも見られていないことから、業務課題を一向に解決できないという企業は多い。“活用されるマニュアル”を作成・共有するには、どんなポイントを押さえるべきか。
マニュアル作成において、90%以上の組織がビジネスソフトを利用しているが、それでは活用されるマニュアルへのハードルは高い。きちんと現場に使われるマニュアルにするために、ノウハウを把握しておきたい。
あらゆる業界でDXの取り組みが加速する一方で、成功を実感している企業は1割にも満たないという。最大の障壁となる「移行コスト」を解消し、新規ツールを「誰にでも使える」状態にするための方法を探る。
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遠隔のクライアント端末から、サーバにあるデスクトップ環境を利用できる仕組みである仮想デスクトップ(仮想PC画面)は便利だが、仕組みが複雑だ。仮想デスクトップの仕組みを基礎から確認しよう。
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