アップストリームとマネージドのKubernetesを比較 それぞれの長所と短所はIT担当者が語る

ITベンダーはKubernetesのパッケージ化を急いでいるが、ライバルは他のベンダーではない。アップストリーム版や企業の独自コンテナオーケストレーションプロジェクトだ。

2019年01月18日 05時00分 公開
[Beth PariseauTechTarget]
画像

 Kubernetesをパッケージ管理することで使いやすくなるのは間違いない。しかしDIY(自社独自の)アプローチでKubernetesを稼働させることにこだわる企業もある。

 コンテナの流行に乗って、プライベートクラウド用とハイブリッドクラウド用のKubernetes構成をパッケージ化し、利益を得ようと考える企業向けベンダーは多い。Red Hat、Docker、Heptio、Mesosphere、Rancher Labs、Platform9、Pivotal、Google、Microsoft、IBM、Cisco Systemsなどがその例だ。こうしたベンダーが提供するKubernetesの独自のディストリビューションとしては、Red Hatの「OpenShift Container Platform」、Dockerの「Docker Enterprise Edition」、Rancher Labsの「Rancher」などがある。大半の製品はアップストリーム(サードパーティー製ではなくコアの)Kubernetesを土台とし、企業向けセキュリティ機能や管理機能を独自に加えている。

 しかし依然として、リポジトリ管理サービス「GitHub」からKubernetesのソースコードを直接ダウンロードし、ITベンダーの仲介を受けないことを望む企業IT部門もある。

 ITコンサルティング会社Indellientでクライアントソリューション部門のディレクターを務めるダミス・カルナラニ氏は次のように話す。「DockerEnterprise EditionやOpenShiftではなく、アップストリームKubernetesを選ぶ企業もいる。ベンダー独自のマネージドKubenetesは、初期段階では管理の役に立つかもしれない。だがソフトウェアライセンスのコストが常に懸念される。自社の技術チームの専門知識に自信を持つ企業は少なくない」

アップストリームKubernetesを導入した企業は語る

ITmedia マーケティング新着記事

news068.png

10代の7割超がショート動画を「ほぼ毎日見ている」――LINEリサーチ調査
LINEリサーチは全国の男女を対象に、ショート動画に関する調査を実施しました。

news158.png

自社の変化に対して行動する従業員はわずか2割 なぜそうなる?――電通調査
自社の変化に対する従業員の意識について確認するための調査結果です。

news061.jpg

J-WAVEが「ポッドキャスト×NFT」の音声ファンマーケティングサービスを開始
J-WAVEは、ポッドキャストとNFTを組み合わせた音声ファンマーケティングサービスを開始し...