2019年05月21日 05時00分 公開
特集/連載

IoTが変える大学のキャンパス【前編】大学がキャンパスの建物管理に「IoT」を生かすべき“これだけの根拠”

大学の設備運用における課題と、その解決策がもたらす大学関係者への影響について、具体的な運用改善事例と共に紹介する。

[Himanshu Khurana,TechTarget]
画像

 かつて建物は「動かない大きな構造物」にすぎなかったが、IoT(モノのインターネット)技術のおかげで、組織のニーズを満たす可能性に満ちた「動脈」へと変わりつつある。建物の転換は、高等教育を含む幅広い業界で起きている。大学という概念そのものには「高度な学習と教育のために設計された機関」という意味合いを伴う。つまり教育ツールが詰まった「大学」という枠組みから、建物自体が除外される理由はない。

 大学は単なる教育の場を提供するだけの機関ではない。学生の住まいであり、教員やメンテナンス担当者、研究者など幅広い教職員の職場でもある。大学の建物はそうした役割を支えるために欠かせない。その中で働き、学び、居住するために必要なコラボレーションを実現する場だ。

大学の建物が抱える課題

 キャンパスを利用する人は、短期的・長期的な目標をかなえるために最適な学習環境を求めている。建物の問題に起因する重大な支障は予期していない。だが現代のキャンパスの建物には、以下の中核的な問題が浮上しつつあり、その多くは認識されていない可能性がある。

ITmedia マーケティング新着記事

news044.jpg

世界の顧客満足度は下降傾向に――Zendesk調査
Zendeskの「カスタマーエクスペリエンス傾向分析レポート2019年版」より。

news008.jpg

ツイートから見る訪日外国人の高評価観光スポット――東京海上日動火災保険とNTTデータ調査
ソーシャルビッグデータを活用した全国インバウンド観光調査の結果です。

news008.jpg

AmazonがAppleとGoogleを抑えトップブランドに――BrandZ 2019
世界最大級の広告代理店WPPとその調査・コンサルティング業務を担うKantarによる「世界で...