「VDIでテレワーク」の見逃せない“落とし穴”とはCOVID-19対策に「VDI」を使うメリットと注意点【後編】

「VDI」製品は従業員のテレワークを支える有力な手段だが、万能薬ではない。導入や運用の際の注意点を説明する。

2021年02月17日 05時00分 公開
[Paul KorzeniowskiTechTarget]

 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の拡大を受け、「VDI」(仮想デスクトップインフラ)製品の利用を検討する企業は少なくない。VDI製品を利用すれば、従業員はさまざまな形状やサイズのクライアントデバイスで、社内システムを安全に利用できるようになる。ただしVDI製品は万能薬ではない。前編「コロナ禍のテレワーク普及で『VDI』製品が売れる理由」に続く本稿は、VDI製品を導入するときの注意点を説明する。

VDIが抱える“あの弱点”

 企業がIT関連のコストを削減したい場合は、CPUやメモリといったコンピューティングリソースを減らすことでそれを達成できる。ただしVDI製品のユーザー企業は、仮想デスクトップのパフォーマンスを向上させるために、サーバやストレージ、ネットワークデバイスに投資しなければならない。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

From Informa TechTarget

お知らせ
米国TechTarget Inc.とInforma Techデジタル事業が業務提携したことが発表されました。TechTargetジャパンは従来どおり、アイティメディア(株)が運営を継続します。これからも日本企業のIT選定に役立つ情報を提供してまいります。

ITmedia マーケティング新着記事

news191.jpg

Omnicomが Interpublic Groupを買収 世界最大級の広告会社が誕生へ
OmnicomがInterpublic Group(IPG)を買収する。これにより、世界最大の広告会社が誕生し...

news110.jpg

インテントデータ×キーエンス出身者のノウハウで実現 ABMを先に進める最先端の営業手法とは?
ユーソナーとGrand Centralは提携し、営業売り上げ拡大のためのBPOパッケージを提供開始...

news061.png

「パーソナライゼーション」&「A/Bテスト」ツール売れ筋TOP5(2024年12月)
今週は、パーソナライゼーション製品と「A/Bテスト」ツールの国内売れ筋各TOP5を紹介し...