「HCI」(ハイパーコンバージドインフラ)製品の導入を検討する企業は、各製品のTCOを比べると、自社に適した製品を選びやすくなる。TCOを計算するにはどうすればいいのか。まず確認すべきチェックリストを示す。
企業はIT製品を購入する際、何らかのROI(費用対効果)を求める。ROIを決める要素は「投資によって得る収益」と「投資の総コスト」の2つだ。IT製品の正確なコストを算出するため、企業は一般的にTCO(総所有コスト)という指標を使用する。
企業の間では現在、サーバやストレージ、ネットワーク機能などを1つの筐体に集約し運用しやすくした「HCI」(ハイパーコンバージドインフラ)製品の導入検討が進んでいる。HCI製品のTCOを考察する。
TCOの計算方法はさまざまだ。企業によっては、ハードウェア、ソフトウェア、システム運用管理のコストのみを含め、導入に携わった従業員の人件費を計上しないことがある。IT製品導入に携わるか携わらないかを問わず、従業員には給与を支払っているため、IT製品に関するコストには人件費を含めないということだ。
HCI製品のTCOを計算する際、企業はどのような要素を考慮すればよいのだろうか。主要な要素は以下の通りだ。
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