新型コロナ「ワクチンパスポート」で無視できないプライバシー問題と解決策オフィスワーク再開に役立つ「ワクチンパスポート」の今【中編】

COVID-19の「ワクチンパスポート」を利用する場合、企業が注意すべきなのが「プライバシー」の問題だ。どのような問題があり、どう対処すればよいのか。アナリストの知見を基に解説する。

2021年08月04日 05時00分 公開
[Makenzie HollandTechTarget]

 企業がオフィスワークを再開するために役立つ、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の「ワクチンパスポート」(ワクチン接種証明書)には、さまざまな選択肢がある。企業にとっては「まずは従業員からどのようなデータを取得するかのポリシーを策定することが先決だ」と、調査会社Forrester Researchのプリンシパルアナリストであるハイディ・シェイ氏は語る。

ワクチンパスポートを利用するなら見逃せない「プライバシー」問題

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