コロナ禍による失業者に痛手 「失業手当上乗せ給付」終了問題とはコロナと自動化がもたらす雇用問題【中編】

コロナ禍により失業した労働者に対する、米国連邦政府の失業手当上乗せ給付が2021年9月に終了する。どのような影響があるのか。専門家に聞いた。

2021年08月27日 05時00分 公開
[Patrick ThibodeauTechTarget]

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 前編「『自動化』『AI』が数十万人の雇用を奪う? 米マサチューセッツ州調査」は、米国マサチューセッツ州が公開した労働力に関する報告書「Preparing for the Future of Work in the Commonwealth of Massachusetts」を基に、同州が抱える業務自動化による雇用減の問題を紹介した。同州が抱える雇用の問題は業務自動化だけではない。喫緊の課題は、米国連邦政府の失業手当上乗せ給付が2021年9月に終了することだ。この給付金は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響により職を失った失業者に対して支払われる。

「失業手当上乗せ給付」終了問題の影響とは

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