Samsungの折り畳み式スマートフォン「Galaxy Z Fold4」は、ビジネスシーンでの利用を想定しているという。実際に仕事で使い物になるのか。基本的な機能を確認しよう。
Samsung Electronicsの折り畳み式スマートフォン「Galaxy Z Fold4」(以下、Fold4)は、搭載する「Android 12L」の機能を武器に、ビジネスシーンでの利用を見込む。Android 12Lは、タブレットなど比較的大画面のモバイルデバイスでの利用を想定した、GoogleのモバイルOSだ。
デバイスがビジネスパーソンにとって魅力的になるための基本的な条件は、ビジネスアプリケーションが利用できることだ。Fold4が採用したAndroid 12Lでは、エンドユーザーはアプリケーションをまたいで、テキストや写真などのデータをドラッグアンドドロップして共有できる。アプリケーションを利用する際に、複数の画面を並べて表示することも可能だ。
Android 12Lには、アプリケーションの切り替えを容易にするタスクバー機能がある。エンドユーザーは画面下部のタスクバーにスケジューラーやメールクライアント、Webブラウザなど、頻繁に使用するアプリケーションを配置可能だ。
エンドユーザーは、タスクバーに配置したアプリケーションをワンタップで開くことができる。あるアプリケーションを開いているときに、別のアプリケーションをスワイプジェスチャーで開くと、画面が全画面表示から分割表示に切り替わる。
Fold4の重さは、前身の「Galaxy Z Fold3 5G」(以下、Fold3)よりも軽くなっている。Fold3と同様に、Fold4ではSamsungのスタイラスペン「S Pen」が利用でき、プレゼンテーションに注釈を付けたり、図を描くことができる。
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