企業のビジネスを支えるデータ。誤った分析結果や判断を生まないためのデータクオリティー確保に際して、キーワードとなる「SLA」とは何か。
さまざまなデータソースから収集したデータについて、高いデータクオリティー(データ品質)を保つことは、良いデータ分析の基礎となる。データクオリティーを確保する7つのベストプラクティスのうち、3つ目を取り上げる。
電子部品の設計自動化ツールベンダーCELUSの創業者兼CEOであるトビアス・ポール氏は、データを販売するデータプロバイダーとサービスレベル契約(SLA)を結ぶことが有効だと説明する。SLAは
に関する明確な定義を含む必要がある。
ポール氏のチームは、データの運用に関する責任を負う「データカストディアン」「データスチュワード」といったデータマネジメントの専門職を新設。データを変換して読み込む前にデータマネジメントの専門家がデータを確認できるようにした。「データクオリティーを確保するために、企業はデータをモニタリングし、アラートを上げる仕組みを設定すべきだ」と同氏は助言する。
第5回は、4つ目と5つ目のベストプラクティスを紹介する。
米国TechTargetの豊富な記事の中から、最新技術解説や注目分野の製品比較、海外企業のIT製品導入事例などを厳選してお届けします。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
お知らせ
米国TechTarget Inc.とInforma Techデジタル事業が業務提携したことが発表されました。TechTargetジャパンは従来どおり、アイティメディア(株)が運営を継続します。これからも日本企業のIT選定に役立つ情報を提供してまいります。
「ECプラットフォーム」売れ筋TOP10(2025年4月)
今週は、ECプラットフォーム製品(ECサイト構築ツール)の国内売れ筋TOP10を紹介します。
「パーソナライゼーション」&「A/Bテスト」ツール売れ筋TOP5(2025年4月)
今週は、パーソナライゼーション製品と「A/Bテスト」ツールの国内売れ筋各TOP5を紹介し...
Cookieを超える「マルチリターゲティング」 広告効果に及ぼす影響は?
Cookieレスの課題解決の鍵となる「マルチリターゲティング」を題材に、AI技術によるROI向...