企業のビジネスを支えるデータ。誤った分析結果や判断を生まないためのデータクオリティー確保に際して、キーワードとなる「SLA」とは何か。
さまざまなデータソースから収集したデータについて、高いデータクオリティー(データ品質)を保つことは、良いデータ分析の基礎となる。データクオリティーを確保する7つのベストプラクティスのうち、3つ目を取り上げる。
電子部品の設計自動化ツールベンダーCELUSの創業者兼CEOであるトビアス・ポール氏は、データを販売するデータプロバイダーとサービスレベル契約(SLA)を結ぶことが有効だと説明する。SLAは
に関する明確な定義を含む必要がある。
ポール氏のチームは、データの運用に関する責任を負う「データカストディアン」「データスチュワード」といったデータマネジメントの専門職を新設。データを変換して読み込む前にデータマネジメントの専門家がデータを確認できるようにした。「データクオリティーを確保するために、企業はデータをモニタリングし、アラートを上げる仕組みを設定すべきだ」と同氏は助言する。
第5回は、4つ目と5つ目のベストプラクティスを紹介する。
米国TechTargetの豊富な記事の中から、最新技術解説や注目分野の製品比較、海外企業のIT製品導入事例などを厳選してお届けします。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
トランプ氏勝利で追い風 ところでTwitter買収時のマスク氏の計画はどこへ?――2025年のSNS大予測(X編)
2024年の米大統領選挙は共和党のドナルド・トランプ氏の勝利に終わった。トランプ氏を支...
AI導入の効果は効率化だけじゃない もう一つの大事な視点とは?
生成AIの導入で期待できる効果は効率化だけではありません。マーケティング革新を実現す...
ハロウィーンの口コミ数はエイプリルフールやバレンタインを超える マーケ視点で押さえておくべきことは?
ホットリンクは、SNSの投稿データから、ハロウィーンに関する口コミを調査した。