企業のビジネスを支えるデータ。誤った分析結果や判断を生まないためのデータクオリティー確保に際して、キーワードとなる「SLA」とは何か。
さまざまなデータソースから収集したデータについて、高いデータクオリティー(データ品質)を保つことは、良いデータ分析の基礎となる。データクオリティーを確保する7つのベストプラクティスのうち、3つ目を取り上げる。
電子部品の設計自動化ツールベンダーCELUSの創業者兼CEOであるトビアス・ポール氏は、データを販売するデータプロバイダーとサービスレベル契約(SLA)を結ぶことが有効だと説明する。SLAは
に関する明確な定義を含む必要がある。
ポール氏のチームは、データの運用に関する責任を負う「データカストディアン」「データスチュワード」といったデータマネジメントの専門職を新設。データを変換して読み込む前にデータマネジメントの専門家がデータを確認できるようにした。「データクオリティーを確保するために、企業はデータをモニタリングし、アラートを上げる仕組みを設定すべきだ」と同氏は助言する。
第5回は、4つ目と5つ目のベストプラクティスを紹介する。
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