英国国防省は、AWSと提携して「Digital Skills for Defence」という教育プログラムに取り組む。どのような内容なのか。その中身を概説する。
英国国防省(MoD:Ministry of Defence)は、デジタルスキルに関する3年間の覚書(MoU:Memorandum of Understanding)をAmazon Web Services(AWS)と締結した。この覚書は、AWSがMoDの教育プログラム「Digital Skills for Defence」を3年間支援する内容だ。
Digital Skills for Defenceは、防衛部門の職員が重要なデジタルスキルを習得することを目指す。AWSは新種の脅威から英国を守ること目的に、数千人の防衛隊員と、多岐にわたる防衛関連の業務に従事する職員に、クラウドセキュリティのトレーニングを実施する。
MoDで最高情報責任者(CIO)を務めるチャールズ・フォルト氏は「AWSとの提携によって、Digital Skills for Defenceを拡大させることができる」と語る。Digital Skills for Defenceは、英国の防衛部門全体におけるデジタルトランスフォーメーション(DX)を実現するための「最優先事項だ」とフォルト氏は説明する。
AWSはMoDをはじめ、各国の行政機関の職員に対して、デジタルスキルのトレーニングを活発化させている。中編は、その背景を探る。
米国TechTargetが運営する英国Computer Weeklyの豊富な記事の中から、海外企業のIT製品導入事例や業種別のIT活用トレンドを厳選してお届けします。
SASのCMOが語る マーケティング部門が社内の生成AI活用のけん引役に適している理由
データとアナリティクスの世界で半世紀近くにわたり知見を培ってきたSAS。同社のCMOに、...
SALES ROBOTICSが「カスタマーサクセス支援サービス」を提供
SALES ROBOTICSは、カスタマーサクセスを実現する新サービスの提供を開始した。
「Fortnite」を活用 朝日広告社がメタバース空間制作サービスとマーケティング支援を開始
朝日広告社は、人気ゲーム「Fortnite」に新たなゲームメタバース空間を公開した。また、...