生成AIはエンジニアの職を奪うのか【第3回】
「生成AI」を賢く使うための5つの助言――まず行動すべし
ソフトウェア開発において、「ChatGPT」などの生成AIはさまざまなタスクを遂行できると期待されている。一方で生成AIには幾つかのリスクがある。生成AIを使う上で把握しておくべき5つのポイントとは。
企業はテキストや画像などを自動生成するAI(人工知能)技術「ジェネレーティブAI」(生成AI)を、さまざまな業務に活用しようとしている。生成AIツールの代表例であるチャットbot「ChatGPT」をはじめ、生成AIをソフトウェア開発に用いる場合、どのような点に配慮すればよいのか。
生成AIを使いこなす「5つのアドバイス」
生成AIを活用する際、うまく使いこなすため5つのアドバイスを以下で紹介する。
アドバイス1.取りあえず試す
生成AIを活用した業務に積極的に関与し、テストし、試験的に運用してみる。必要以上にリスクを恐れてはいけない。
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連載:生成AIはエンジニアの職を奪うのか
生成AIとの向き合い方
アドバイス2.連絡、周知を徹底する
生成AIを活用していること、あるいは試験的に利用していることを、社内の関係者や顧客に連絡する。徹底した連絡や周知により、関係者間での経験、洞察、情報の共有が可能となる。
アドバイス3.確認事項を検討する
「信頼の構築」「リスクの把握」「セキュリティの確保」の3つは、生成AIの機能を評価する上で重要な要素だ。生成AIのアウトプットは信頼できるかどうか、リスクはあるかどうか、安全を確保できるかどうかの3点は、十分に検討する必要がある。
アドバイス4.生成AIを他の技術と同様に扱う
生成AIを、これまでに使用、実装してきた他の技術と同じように扱い、それらと同様の原則とベストプラクティスを適用することが重要だ。
アドバイス5.生成AIを自社で開発しない
クラウドベンダーが提供する生成AIのアプリケーションやサービスを活用することに注力し、自社開発は避けるべきだ。IT業界は「サービスとしての生成AI」の時代に突入する。例えば筆者が技術顧問を務めるITコンサルティング企業NashTechは、生成AIの試験運用を積極的に進めている。ChatGPTを支えるLLM(大規模言語モデル)「GPT-4」を使って独自に開発、調整したチャットbotを、顧客向けの技術サポートに活用しようとしている。
次回は、IT業界の採用市場における生成AIの将来について考える。
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