クラウドサービスのコストを削減するにはまず、クラウドサービスを必要以上に契約する無駄遣いが生じていないかどうかを確認する必要がある。クラウドサービスの利用方法を見直し、無駄遣いを防ぐ方法を説明する。
クラウドサービスのコストがかさむ理由に、必要以上のクラウドサービスのリソースやライセンスを契約していることが挙げられる。クラウドサービスのコストを削減するにはまず、クラウドサービスの利用方法を見直す必要がある。クラウドサービスの無駄遣いが生じる理由と、その改善方法を説明する。
異なる部門がそれぞれ独立してクラウドサービスを調達する場合、部門間の連携が取れていないために、過剰なリソースやライセンスを調達してしまう可能性がある。特に企業規模が大きいほど、部署間で分散してクラウドサービスの契約を推し進める傾向がある。クラウドサービスを契約する際のルールは、できる限り全社で統一すべきだ。クラウドサービスの管理体制が欠如し、IT部門のガバナンスが取れないと、コストが増大しやすくなる。
IT部門の承認を受けていない「シャドーIT」として業務部門が契約したクラウドサービスは、コストの増大を引き起こす可能性がある。例えば、ある部門が個別に契約したクラウドサービスは、全社的にクラウドサービスのリソースを一元管理することによるスケールメリットを受けにくい。
第4回は、必要以上にクラウドサービスを契約してしまうのを防ぐためのポイントを説明する。
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