2007年07月10日 22時27分 UPDATE
特集/連載

3つの攻撃手口とその対策Webアプリケーションサーバ攻撃を検知・阻止するには

Webアプリケーションサーバからバックエンドのデータベースサーバに侵入するのは比較的簡単だ。最もポピュラーな手口と、その対策を紹介する。

[Peter Giannoulis,TechTarget]

 悪質なマルウェアは、われわれがいつごろからか思い出せないくらい昔から問題になっていた。最近の「Storm Trojan」にみられるように、この傾向は衰えそうにない。しかしマルウェア問題は、もうすぐあまり注目されなくなるかもしれない。脆弱なWebアプリケーションサーバに侵入して大量の機密情報を盗み出す攻撃者の増加の方が、マルウェアよりも深刻な問題になると予想されるからだ。

 Webアプリケーションサーバが攻撃のターゲットになるのは、それが公開ネットワークからアクセス可能で、しかも犯罪者にとって情報の宝の山が保管されているバックエンドのデータベースサーバとつながっているからだ。では、攻撃者たちはどのようにして、フロントエンドのWebアプリケーションからバックエンドのデータベースサーバに侵入するのだろうか。最もポピュラーな手口としては、以下のようなものがある。

SQLインジェクション

 SQLインジェクション攻撃は、インターネット上で機密情報を盗む手段として一般化してきた。SQLインジェクションでは、攻撃者がWebフォームの検索フィールドにSQLクエリーを入力する。このクエリーがWebアプリケーションに受け入れられると、バックエンドのデータベースに渡され、さらにWebアプリケーションからデータベースサーバへのリード/ライトアクセスが認められていれば、データベース内でクエリーが実行される。その結果として想定されるシナリオは2つある。攻撃者がデータベースの内容を見るか、データベースの内容を削除するかのどちらかだ。どちらのケースも好ましいものではない。

 一般に考えられているのとは違い、SQLインジェクション攻撃は高度な専門知識を必要としない。この攻撃は基本的に、SQLの基本知識とインターネット上で利用できるクエリーのリストを持っている人なら誰でも実行することができるのだ。

ブラインドSQLインジェクション

この記事が気に入ったらTechTargetジャパンに「いいね!」しよう

この記事を読んだ人にお薦めのホワイトペーパー

この記事を読んだ人にお薦めの関連記事

Loading

注目テーマ

ITmedia マーケティング新着記事

news055.jpg

訪日中国人向けマーケティング、出発前から帰国後までの施策をアライドアーキテクツとSnSnapがパッケージ化
アライドアーキテクツはSnSnapと共同で、訪日中国人観光客に対するインバウンドプロモー...

news034.png

Twitterにおけるユーザー投稿を動画広告に反映、サイバーエージェント子会社がサービス提供
サイバーエージェント子会社のCyberBullはTwitterと連携し、ユーザー投稿を動画に反映で...

news044.jpg

B2Bでもやはり「動画」、日本HPとHDEのマーケティング責任者が語る活用事例
「PLAY 2017 Tokyo」から、「B2B 動画マーケティング最前線」と題したパネルディスカッシ...