「Amazon DynamoDB」と「Amazon SimpleDB」――あなたの会社には向いているのはどちら?AWSの2大NoSQLデータベースサービス

「Amazon DynamoDB」と「Amazon SimpleDB」は、アプリケーション開発の柔軟性向上とアプリケーション開発時間の短縮を実現する。これらのメリットを最大限に引き出すには、自社のニーズに合ったデータベース環境を選択する必要がある。

2014年08月27日 12時00分 公開
[Dan Sullivan,TechTarget]

関連キーワード

Amazon Web Services | NoSQL | RDBMS


 「NoSQL」データベースは拡張性に優れ、Webアプリケーションの開発時間を短縮できる。固定スキーマを使用する「リレーショナルデータベース」(RDB)とは異なり、NoSQLデータベースの多くはスキーマを用いないので、開発の柔軟性にも優れる。米Amazon Web Services(以下、Amazon)の「Amazon SimpleDB」(以下、SimpleDB)と「Amazon DynamoDB」(以下、DynamoDB)は、人気が高いNoSQLデータベースだ。

 DynamoDBとSimpleDBは、完全管理型の非RDBであり、データの保存、クエリ、管理を行うためのシンプルなAPIを備えている。これらのデータベースは、柔軟なデータベースデザインを必要とするアプリケーションに適しているが、両者の間には幾つか相違点もあるため、使用するアプリケーションに応じて選択する必要がある。

小規模データベースの管理にはSimpleDB

ITmedia マーケティング新着記事

news058.jpg

アドビ、Adobe Firefly機能搭載の「Adobe Express」モバイル版アプリを一般提供
アドビは、生成AI「Adobe Firefly」の機能を利用できる「Adobe Express」モバイル版アプ...

news141.jpg

2度あることは3度あった GoogleのサードパーティーCookie廃止再延期にアドテク各社がコメント
Googleは2024年末までに完了する予定だったWebブラウザ「Chrome」でのサードパーティーCo...

news148.jpg

天候と位置情報を活用 ルグランとジオロジックが新たな広告サービスを共同開発
ルグランとジオロジックが新たな「天気連動型広告」を共同開発した。ルグランが気象デー...