2012年02月21日 09時00分 UPDATE
特集/連載

SimpleDBと比較して容量とパフォーマンスを大幅増強Amazonのクラウドデータベース「DynamoDB」はSQL Azureの脅威になるか?

Amazon Web Servicesが立ち上げたNoSQL型クラウドデータベースサービス「DynamoDB」。ビッグデータ対応要求にも応えるというが、Microsoftの「SQL Azure」と競合するのか?

[Stuart Johnston,TechTarget]

 米Amazon Web Services(AWS)は2012年1月中旬、クラウドベースの新しい非リレーショナル(「NoSQL」型)データベースサービスを立ち上げた。これは同社の既存の「SimpleDB」と比べ、容量およびパフォーマンスを大幅に増強したものだ。しかしAmazonがターゲットにしているユーザーを引き付ける可能性は低そうだ。

 クラウド業界のある専門家は、「DynamoDB」と呼ばれるこの製品は、米Microsoftのクラウド型リレーショナルデータベース「SQL Azure」の多くのユーザーに訴求しないとみている。両製品が直接競合しないからだという。

 「OakLeaf Systems」ブログの作成者でキュレーターのロジャー・ジェニングス氏は「DynamoDBがMicrosoftのSQL Azureとの勢力関係を大きく変えることはないだろう」と分析する。その理由の1つとして、Amazonは既にSQL Azureに対抗する製品として「AWS Relational Database Service(RDS)」を持っているからだと同氏は付け加える。

SQL Azure関連コンテンツ


 DynamoDBは、Amazonの非リレーショナル型のSimpleDBを改良したものとしては歓迎されそうだ。しかしAWSの古くからのユーザーによると、DynamoDBが多くの企業ユーザーを引き付けることはなさそうだという。

ITmedia マーケティング新着記事

news008.jpg

ツイートから見る訪日外国人の高評価観光スポット――東京海上日動火災保険とNTTデータ調査
ソーシャルビッグデータを活用した全国インバウンド観光調査の結果です。

news008.jpg

AmazonがAppleとGoogleを抑えトップブランドに――BrandZ 2019
世界最大級の広告代理店WPPとその調査・コンサルティング業務を担うKantarによる「世界で...

news035.jpg

人工知能「Adobe Sensei」は日本のデジタル広告市場をどう変えるのか
「Adobe Advertising Cloud」の事業責任者に広告業界で経験豊富なエキスパートが就任。日...