放送が一瞬でも途切れることは許されない――フジテレビ、有料ネット配信の裏側Microsoft Azureでビッグイベント配信をするコツ

フジテレビが2014年10月に開始した有料ネット配信「フジテレビNEXTsmart」のシステムに、「Microsoft Azure」とEVCの映像配信プラットフォームを採用した。数あるサービスの中でAzureを選択した理由とは。

2014年11月14日 12時00分 公開
[三浦優子]

フジテレビがインターネット放送のインフラにAzureを採用した理由

 フジテレビは2014年10月にスタートしたインターネット有料チャンネル「フジテレビNEXTsmart」のインフラとして、日本マイクロソフトの「Microsoft Azure」(以下、Azure)を採用した。これまで自前のインフラを利用していたフジテレビだが、新たにニワンゴの動画配信サイト「ニコニコチャンネル」からの放送を開始するに当たりクラウドの採用を決定した。

 「インターネット有料放送にクラウドコンピューティングは向いている」というのがフジテレビの見方だ。クラウドのどのような点を放送に向いていると判断したのか。そして、数あるクラウドサービスの中でMicrosoft Azureを選択した理由とは。

視聴者数の急増/急減に対応しやすいクラウド

ITmedia マーケティング新着記事

news024.png

「ECプラットフォーム」 売れ筋TOP10(2024年3月)
今週は、ECプラットフォーム製品(ECサイト構築ツール)の国内売れ筋TOP10を紹介します。

news090.jpg

GoogleがZ世代のローカル検索でInstagramやTikTokに敗北 なぜこうなった? これからどうなる?
Googleは依然として人気の検索サイトだが、ことZ世代のローカル検索に関しては、Instagra...

news056.png

DE&Iに関する実態調査 「公平」と「平等」の違いについて認知度は2割未満
NTTデータ経営研究所がNTTコム オンライン・マーケティング・ソリューションと共同で実施...