2014年03月06日 08時00分 UPDATE
特集/連載

Microsoft Azureスマート解説【第1回】Windows Azureを企業利用するための基礎知識

ソチオリンピック公式Webサイトの開発・運用基盤採用、日本のデータセンター開設と、Windows Azure活用ビジネスが世界的に注目されている。第1回は、Windows Azureの概要と歴史、注目すべき理由を解説する。

[日山雅之,FIXER]

 皆さんは“今の”「Windows Azure」をご存じだろうか。PaaS(Platform as a Service)しか提供していなかった時代のWindows Azureではない。2013年にはIaaS(Infrastructure as a Service)を含む多数のサービスを正式にリリースした。そして、2014年2月26日、国内リージョンとして2カ所(東日本/西日本)のデータセンターが開設された。

 「Windows Server」「Microsoft SQL Server」「.NET」といったMicrosoftのテクノロジーに慣れ親しんだユーザーはもちろんのこと、Linux、JavaからHadoopや「Oracle Database」など、他ベンダーのテクノロジーやオープンテクノロジーをメインに利用しているユーザーにとっても、Windows Azureを利用すればクラウドの恩恵を受けることができる。

 そこで本連載では全7回にわたって、Windows Azureの主要サービスについて機能、使い方、利用例などについて解説する。

連載インデックス

連載:Microsoft Azureスマート解説


お知らせ(2014年4月4日)

「Windows Azure」が2014年4月3日から「Microsoft Azure」に名称変更したことを受けて、本連載名も「Windows Azureスマート解説」から「Microsoft Azureスマート解説」に変更しました。記事タイトルは初出時のままとしております。


Windows Azure概要

 Windows Azureは、多くのIT分野において強い影響力を持つMicrosoftが提供する、クラウドプラットフォーム(いわゆるパブリッククラウドサービス)である。

 Microsoftが管理するデータセンターにアプリケーションや仮想マシン、仮想ネットワークを簡単に作成・管理することができる。インフラの管理はMicrosoftが行い、機能によって99.9%から99.99%までの月次SLA(サービス品質保証)を実現している。これによって、運用管理コストを劇的に削減することができ、システム開発にリソースを注力することができる。

 また、可用性に優れたアプリケーションを少ない工数で作成するためのPaaS機能が充実している。

tt_aa_azure01.jpg 図1 Windows Azureの概要(出典:日本マイクロソフト)

Windows Azureが注目される背景

 Windows Azureが商用サービスを開始したのは2010年1月(同年2月に課金開始)だ。サービス開始当初は、Microsoftテクノロジーを中核としたアプリケーションプラットフォームとして、PaaSを中心にサービスを展開してきた。

ITmedia マーケティング新着記事

news046.jpg

F1層(20〜34歳女性)に聞く「タピオカドリンクを飲む理由」――ミュゼマーケティング調べ
タピオカドリンクを購入する理由などを、20〜34歳女性1764人にリサーチしています。

news043.jpg

「GAFA」を脅威と言う前に正しく理解する――オプトホールディング鉢嶺 登氏インタビュー
『GAFAに克つデジタルシフト』(日本経済新聞出版社)を上梓したオプトホールディング代...

news015.jpg

ラグビーに関心を持つ人が急増――マクロミルと三菱UFJリサーチ&コンサルティングが調査
「2019年スポーツマーケティング基礎調査」の結果から速報値を紹介します。