2015年06月26日 08時00分 UPDATE
特集/連載

“パスワード限界論”で再考する「認証システム」の現実解【第2回】「クラウド」「モバイル」の認証は今、どうなっているのか? (1/2)

認証の今後を考える上で、特に重要となるクラウドとモバイル。どのような認証の仕組みが利用できるのだろうか。現状を整理する。

[君塚俊哉,ノベル]
画像 前編では、リスクを判断して追加の認証を要求する「リスクベース認証」など、ID/パスワードの限界を補う認証方式を紹介した(TechTargetジャパン記事「ID/パスワード認証は本当になくなる? 『パスワード限界論』の真実」より)

 前回「ID/パスワード認証は本当になくなる? 『パスワード限界論』の真実」では、“ID/パスワード限界論”に容易に飛びつく前に現状を整理する必要性を指摘し、認証を取り巻く新たな動きを簡単に説明した。

 企業にとって、今後の認証の在り方を考える上で見逃せないのが、「クラウド」「モバイル」の2大要素だ。現状を見ると、SaaS(Software as a Service)をはじめとするWebベースのシステムや、社外へと容易に持ち出せるスマートデバイスの企業利用が急速に進んでいる。こうした中、社内だけでなく社外のシステムに対して、いかに有効な認証手段を適用するかが大きな課題となりつつある。

 クラウドやモバイルを安全に利用するために、どのような認証手段を整備すべきか。本稿では、まず現状を理解するために、クラウドとモバイルの主要な認証技術や製品分野を整理する。

クラウドの認証

       1|2 次のページへ

ITmedia マーケティング新着記事

news018.jpg

ミレニアル世代の85%が動画視聴後に購入の意思決定――Brightcove調査
動画コンテンツは購入の意思決定にどう影響しているのでしょうか。

news082.jpg

統計家・西内 啓氏が語る「エビデンス」の力
統計学ブームに火を付けた西内 啓氏が、「エビデンス」に基づく意思決定の重要性について...

news042.jpg

電通テックとトライベック・ストラテジー、「クイックデジマ」を共同で販売開始
デジタルマーケティング施策を実施する上で必要最低限の機能をパッケージ化し、低価格で...