AirPrintをどう活用する?
iPadでのリモートデスクトップ、複雑な資料印刷を簡単にする方法
米Citrixの「X1 Mouse」で進む、iOSデバイスからのリモートデスクトップ。しかし、プリンタで資料を印刷するには、多くの手順を踏む必要がある。手順を簡単にする方法を紹介する。
私は資料をまれにしか印刷しないため、印刷機能がいまだに重要だということをどちらかというと忘れている。しかし時として、米Googleの「Chromebook」や米Appleの「iPhone」から印刷したいと思ったとき、何が頭痛の種になるかを思い出す。
最近、私は使用していたプリンタを「Google クラウド プリント」と「AirPlay」をサポートする新しいプリンタに交換する必要があった。これにより、ChromebookやiPhoneなどの新しいデバイスから印刷することができるようになった。私は過去7年間で500ドルをプリンタに費やしてきた。その期間に使い切ったインクカートリッジは考慮せず、印刷量のみを基準に費用を計算すると、1ページ印刷するのに約0.75ドル支払ったことになる。
何年もの間、IT管理者は印刷について苦労してきた。そして、Microsoftのサポートとサードパーティー製品により、所有している製品や効率的に印刷するアプローチなどをそれほど気にしなくても済む程度まで少しずつ解決されてきた。
効率的に印刷を実現するため、ユーザーには確かにこういったツールや製品が必要だ。しかし何をどのように使うかは問題ではない。
米Citrix SystemsのiPad用に提供されたリモートアプリケーションで使用できるBluetoothマウスである「Citrix X1 Mouse」を使った印刷アプローチを知った時は驚いた。X1 Mouseが登場するまで、シンクライアントとしてiOSデバイスを使用するというアイデアには、興味を引かれなかった。私はiPhone、iPad Miniを所有しているが、非常時以外では、あえてそれらを使用してWindowsアプリケーションにアクセスしようとはしなかった。しかしBluetoothキーボードと併せてX1 Mouseを使えるとなると、状況は変わった。今でも日常の道具としてより大型のスクリーンを好むが、X1 Mouseを使用してみると、iPadキーボードを持った大勢の人がX1 Mouseに馴染んでいる姿を確かに想像することができる。
iOSのリモートデスクトップから印刷する方法
私が最初にX1 Mouseについて記事を書いたとき、独ThinPrintから連絡を受け、iOS向けの印刷に関する製品について話をした。私は当初、iOS向けの印刷関連製品は近ごろかなり一般的になってきた「AirPrint」のようなものだと思っていた。AirPrintは、X1 Mouseが出現するまで存在しなかった問題に実際に対処している。その問題とは、iOSデバイスからアクセスしたリモートセッションで自宅のローカルプリンタに印刷出力したりする、ということだ。
例えば自宅にいるエンドユーザーが、自分のiPadから会社の環境にリモートで接続する。マウスとキーボードを使用できるので、これはそれほど困難ではない。印刷したい場合は、選択肢としてどのような方法があるだろうか。「Citrix Receiver」はAirPrintをプリンタとしてリモートセッションに接続することはできない。そのため、あたかもPCに接続したローカルプリンタのように印刷することは、不可能である。このエンドユーザーは印刷したいファイルをPDFに変換し、それを電子メールで自分に送信して、iPhoneからそのファイルにアクセスした後にAirPrintで印刷する。だが、それをするには多くの手順がある。これ以外の方法としては、「ThinPrint Mobile Print」と呼ばれる「ThinPrint 10.6」の機能を使用することができる。
だが、これを簡単にする方法がある。ユーザーはリモートアプリケーションのプリンタのリストから、モバイルプリンタを選択する。「印刷」をクリックすると、クライアントデバイス上にプッシュ通知が表示される。プッシュ通知をタップするとAirPrintダイアログが表示されるので、そこから印刷する。
だが、これを実行するには下記の3つが必要だ。
- 指定のアプリケーションをデバイスにインストールする
- AirPrintのダイアログボックスをオンにする
- AirPrintをデバイスに登録し、自分たちの環境から印刷ジョブを受け取れるようにする
これを手際よく実行するただ1つの方法は、Citrixがローカルプリンタに対するAirPrintのサポートをCitrix Receiverに直接組み込むことだ。最大の難点は、あなたがこれをやり遂げるためにはThinPrintを持っていなければならない。
あなたが印刷用のサードパーティー製品を使用していないなら、どんな選択肢が存在するか考えるのに良い機会だ。
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