Macの常識を知っていますか
「職場でMac」はもう止まらない Windows管理者が知るべき「Mac管理のいろは」(1/2 ページ)
Windowsが主流のデスクトップOSだが、唯一のOSではない。IT管理者はMacを管理する方法も把握する必要がある。Macの管理で発生し得る問題やトラブルシューティングについて紹介する。
企業環境では、米Appleの「Mac OS X」ユーザーは少数派だが、米Microsoftの「Windows OS」ユーザーと同じレベルのITサービスとサポートを期待している。
Macの管理のいろはを把握していないIT担当者もAppleのクライアントPC向けOSについて学習すべきときが来た。Mac OS Xの最新バージョン10.10(※)のOS X Yosemiteは、全く耳慣れないものであるように見えるかもしれない。だが、全ての面においてWindows OSと大きく異なるわけではない。
※2015年9月5日時点
手ごわいと感じているMac関連のヘルプデスクチケットに対応する前に、少し時間を取ってMacについて学習するのが良いだろう。本稿では、統合管理や問題のトラブルシューティング、Windows OSとMac OS Xを1台のデバイスで実行することなどについて紹介する。
併せて読みたいお薦め記事
Windows管理者でも安心、Macを管理する方法とは
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MacでWindowsを実行する方法とは
Mac OS Xの操作方法
Macを初めて見たときには、多少の不愉快な思いをするかもしれない。CtrlキーとAltキーをすぐに見つけることはできず、ファイルの探し方も少々異なる。だが、パニックに陥る必要はない。必要なものは全て存在し、構成されている。少し異なる形や名前を使用しているだけにすぎない。
Ctrlキーについて見てみよう。Macでは「commandキー」と呼ばれ、スペースキーの右側か左側に配置されている。commandキーには「command」またはAppleロゴが印字されている。Altキーも存在するが、Macでは「option」キーと呼ばれている。このキーはcommandキーの左側に配置されている。それから、Windowsでファイルを操作するために使用するエクスプローラーに相当するのが「Finder」だ。Finderを使うことで、必要なファイルを検索してアクセスできる。
ユーザーのコンピュータを再起動する必要がある場合、Mac OS XにはWindowsの「セーフモード」に相当する「セーフブート」が用意されている。セーフブートをアクティブにする方法は、コンピュータをシャットダウンして再起動し、起動音がしたらshiftキーを押し、Appleロゴが表示されたらキーを離すだけだ。セーフブートでは、HDDの整合性チェックを実施する。整合性のチェックにより、大半の修復と問題の原因となるキャッシュの一掃が行われる。
企業環境におけるMacの問題
Windowsが主流の世界にMacが足を踏み入れると問題は必ず発生する。理解すべき最重要事項は、Mac OS XがWindows OSではないことだ。Mac OS Xには、Windows OSとは異なる問題が潜んでいる。
Macユーザーは、自分たちのことを無敵だと考えている。その考えにより、自己満足を生み、マルウェアに無頓着なユーザーが生まれる。その結果、Macユーザーはクリックするものについてリスクを負うことが多く、フィッシングなどのソーシャルエンジニアリング攻撃の餌食となる可能性がある。
企業環境でMacを管理しようとしている場合は、Windowsアプリケーションも問題になる。Windowsアプリケーションは必ずしもMac OS Xで適切に動作するとは限らない。Mac OS X用の「Microsoft Office」はWindows版よりも動作が遅く、「Microsoft Access」など一部の主要製品を欠いている。
加えて、Appleは秘め事が多いため、将来の予定が立てづらい。アップデートやリリースは突如行われるため、バグの修正が行われるのかどうかや最新のOSがいつリリースされるのか分からない。
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