“わがままWindowsユーザー”の「どこでも同じ画面がいい」にどう応える?物理/仮想デスクトップ間で設定を同期

自宅であれ、オフィスであれ、ユーザーは同じユーザーエクスペリエンスを期待するものだ。米Microsoftの「User Experience Virtualization(UE-V)」を使えば、ユーザーの設定を同期し、常に最新の状態に保つことが可能だ。

2015年10月21日 08時00分 公開
[Brien PoseyTechTarget]
photo User Experience Virtualization(UE-V)の仕組み(出典:Microsoft)《クリックで拡大》

 デスクトップ仮想化を導入する多くの企業が直面する課題の1つは、いかにして一貫性のあるユーザーエクスペリエンスを提供するかだ。米Microsoftの「User Experience Virtualization(UE-V)」ツールを使えば、IT担当者は複数のデスクトップPCやノートPC、仮想デスクトップにわたり、ユーザーの設定を一元的に管理できる。

 VDI(仮想デスクトップインフラストラクチャ)にとって大きな障害の1つは、多くのユーザーが依然として仮想デスクトップ以外のリソースにもアクセスしたがるということだ。例えば、企業の従業員であれば、オフィスでは通常のデスクトップPCを使い、出張先や自宅で仕事をするときには仮想デスクトップを使う。IT管理者には、ユーザーがアクセスする環境にかかわらず、同じ操作体験を提供することが求められる。

ITmedia マーケティング新着記事

news136.png

ジェンダーレス消費の実態 男性向けメイクアップ需要が伸長
男性の間で美容に関する意識が高まりを見せています。カタリナ マーケティング ジャパン...

news098.jpg

イーロン・マスク氏がユーザーに問いかけた「Vine復活」は良いアイデアか?
イーロン・マスク氏は自身のXアカウントで、ショート動画サービス「Vine」を復活させるべ...

news048.jpg

ドコモとサイバーエージェントの共同出資会社がCookie非依存のターゲティング広告配信手法を開発
Prism Partnerは、NTTドコモが提供するファーストパーティデータの活用により、ドコモオ...