東芝が考えるHDDとSSDの“住みわけ”、新型高性能HDDの狙いとはサーバ、ストレージ向けに「根強い購入意欲」

テープはまだ役割を終えていない。1万5000rpmのエンタープライズ向けHDDも同様だ。少なくとも、今のところは。

2017年07月18日 05時00分 公開
[Carol SliwaTechTarget]
AL14SX Series《クリックで拡大》

 東芝は最近、ミッションクリティカルサーバおよびストレージシステム向けに1万5000rpmの新型HDD製品「AL14SX Series」の出荷を開始した。だが今、パフォーマンスの高いエンタープライズクラスのストレージドライブ市場では、高速なソリッドステートドライブ(SSD)が勢いづいている。

 Toshiba America Electronic Componentsのディスクドライブ製品マーケティングディレクターを務めるスコット・ライト氏は、1万5000rpmのHDD製品セグメントは、「攻撃を受けている」と認める。だが同氏は、高密度のトリプルレベルセル(TLC)方式の3D NAND技術への移行が、こうしたドライブのビジネスチャンスを生み出しているとも語る。

ITmedia マーケティング新着記事

news148.jpg

天候と位置情報を活用 ルグランとジオロジックが新たな広告サービスを共同開発
ルグランとジオロジックが新たな「天気連動型広告」を共同開発した。ルグランが気象デー...

news130.jpg

“AI美女”を広告に起用しない ユニリーバ「Dove」はなぜそう決めたのか
Unilever傘下の美容ケアブランド「Dove」は、「Real Beauty」の20周年を機に、生成AIツー...

news099.png

有料動画サービス 34歳以下では過半数が利用経験、4割は1日1回以上利用
「ニールセン・ビデオコンテンツ アンド アド レポート 2024」を基に、テレビ画面での動...