Huaweiの最新スマートウォッチ「HUAWEI WATCH 2」は手首に巻く価値のある製品だろうか。本稿では、それを検証する。
スマートウォッチは新たな製品カテゴリーだ。テクノロジー企業が打ち出すウェアラブルデバイスの中でもネームバリューは高い。Huaweiがリリースした最新の「HUAWEI WATCH 2」は、以前よりもスポーティーな外観で、GoogleのOS「Android Wear 2.0」を搭載する。これを手首に巻く価値はあるだろうか。本稿では、それを検証する。
Huaweiは、HUAWEI WATCH 2を、以前よりもアスリート向きの外観に仕上げている。今回テストに使用したモデルのカラーはコンクリートグレーだが、カラーバリエーションにはカーボンブラックもある。画面と内部コンポーネントは厚手のプラスチックで覆われ、デリケートな部分を保護し、熱を放出する作りになっている。ベゼルはセラミックス製で、裏面のプレートはアルミニウム製だ。
テストは議論を引き起こす結果になった。このスマートウォッチを装着していると、父親の時計を身に着けた子どものような気分になるという人もいれば、見た目がおもちゃのようだという意見もあった。こうした意見の大半は、厚さは半分になったが、文字盤部分が48.9×45ミリ(縦×横)と大き過ぎることからきている。
ただ、ストラップを除いて40グラムという驚くべき軽さについては参加者全員が認めた。本体の大きさにもかかわらず、多くの小型腕時計と比べても遜色のない軽さだ。
本体には耐水性があるが、防水ではない。つまり、雨の中で身に着けても安心だが、身に着けたまま泳ぐのは避けた方がよい。
付属のリストバンドは幅20ミリ、長さは13.97〜21.8センチの間で調節できる。リストバンドは黒のプラスチック製で、本体のカラーにマッチしている。リストバンドは取り外し可能だが、バンドにはHuawei独自のはめ込み設計が用いられているため、同社製のものでないと付け替えはできない。
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