ITセキュリティ支出を増加させ、脅威に対して警戒しているにもかかわらず、基本的なセキュリティ手続きによって防げるウイルスやワームの影響をいまだに受けている企業が多いのはなぜだろうか。
オンライン攻撃者は、社外で仕事をする「リモートワーカー」が使うモバイルデバイスが、企業に攻撃を仕掛けるための格好の糸口になることに気付きつつある。多くの企業では、ノートPCなどのデバイスが企業ネットワークにアクセスする前に適切なチェックを受ける仕組みを整備していないためだ。
昨年11月に米国、英国、ドイツ、フランスの500社のITマネジャーを対象に実施された調査の結果、基本的なセキュリティ手続きによって防げるウイルスやワームの影響をいまだに受けている企業が多いことが明らかになった。
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クラウド利用が当たり前となった今日、セキュリティ対策もまたクラウド環境に適したものでなくてはならない。とはいえ、大量のデータポイントが生成されるクラウド領域にあって、その全てのポイントを網羅するのは並大抵のことではない。
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