質問:わたしは近いうちに非常に大規模なプロジェクト――最短でも18カ月はかかる――を始めます。プロジェクト計画は、どのくらい詳細に作ればよいでしょうか。18カ月全体について同じ詳細さで作るべきですか。プロジェクトの作業を開始するには、計画全体が「完成」するのを待たなければなりませんか。
わたしは、「計画するのは行動しないのと同じ」と考えることがある。少なくとも、計画するために活動を停止する場合はそうだと思う。行動しながら計画する方がわたしの好みだ。実際に動いてみて、進行を評価し、調整する。そしてしばらく動いて、また評価と調整を行い、プロジェクトが完了するまでこのプロセスを繰り返すわけだ。
このアプローチでは心配だろうか。身をもって知っているが、このアプローチは多くのマネジャーを心配させる。彼らはプロジェクト計画を頻繁に確認したがる。計画の大部分が作成者の想像に基づいているとしてもだ。どういうわけか、立ち上げから完了までのすべての道のりを示すプロジェクト計画さえ見れば、彼らはすっかり安心してしまう。わたしは違う。長いスパンの計画を見ると頭に浮かぶのは、期日が先であるほど、期日に遅れてしまう可能性が大きくなるということだ。砂漠のかなたにそびえる山に行き着くには、時間がかかるのと同じだ。困難な道のりが待っている。
これはソフトウェアプロジェクト管理の単純な真実だ。期日が先であるほど、期日に遅れる可能性が飛躍的に高まる。なぜか。ソフトウェアプロジェクトのもろもろの変動要因のためだ。こうした変動要因にさらされる期間が長いほど、それらの要因が重なってしまう。
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