メールゲートウェイフィルタ「Mailstream Flow Control」に、SMTP認証によるユーザー身元認証結果に基づいてユーザーごとの単位時間あたりのメール送信数制限を設定できる「SMTP 認証トラフィック制限」を新機能として追加
センドメールは1月10日、送受信メールの通数やコネクション数などをゲートウェイで制御するメールゲートウェイフィルタ「Mailstream Flow Control」に、新機能「SMTP認証トラフィック制限」を標準搭載すると発表した。新機能を利用すれば、SMTP認証による身元認証結果に基づいてユーザーごとの単位時間当たりのメール送信数制限を設定できるため、スパマーによるISPのメールサーバからの迷惑メール送信を防止できる。
SMTP認証は、メールを送信する際にSMTPサーバとクライアント間でユーザーアカウントとパスワードの認証を行い、認証が許可された場合のみメールを送信可能とする技術。SMTP認証トラフィック制限を搭載したMailstream Flow Controlは、既存のメールサーバに導入するだけでSMTP認証結果に基づくさまざまな設定を行える。また、現在SMTP認証を行うにはエンドユーザー側の設定変更が必要なため対応ユーザーと未対応ユーザーが混在する状況にあり、ISP各社は2種類のサーバを用意する必要があった。SMTP認証トラフィック制限により、1台のサーバで両方のユーザーへの対応が可能になる。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
お知らせ
米国TechTarget Inc.とInforma Techデジタル事業が業務提携したことが発表されました。TechTargetジャパンは従来どおり、アイティメディア(株)が運営を継続します。これからも日本企業のIT選定に役立つ情報を提供してまいります。
「ECプラットフォーム」売れ筋TOP10(2025年4月)
今週は、ECプラットフォーム製品(ECサイト構築ツール)の国内売れ筋TOP10を紹介します。
「パーソナライゼーション」&「A/Bテスト」ツール売れ筋TOP5(2025年4月)
今週は、パーソナライゼーション製品と「A/Bテスト」ツールの国内売れ筋各TOP5を紹介し...
Cookieを超える「マルチリターゲティング」 広告効果に及ぼす影響は?
Cookieレスの課題解決の鍵となる「マルチリターゲティング」を題材に、AI技術によるROI向...