メールゲートウェイフィルタ「Mailstream Flow Control」に、SMTP認証によるユーザー身元認証結果に基づいてユーザーごとの単位時間あたりのメール送信数制限を設定できる「SMTP 認証トラフィック制限」を新機能として追加
センドメールは1月10日、送受信メールの通数やコネクション数などをゲートウェイで制御するメールゲートウェイフィルタ「Mailstream Flow Control」に、新機能「SMTP認証トラフィック制限」を標準搭載すると発表した。新機能を利用すれば、SMTP認証による身元認証結果に基づいてユーザーごとの単位時間当たりのメール送信数制限を設定できるため、スパマーによるISPのメールサーバからの迷惑メール送信を防止できる。
SMTP認証は、メールを送信する際にSMTPサーバとクライアント間でユーザーアカウントとパスワードの認証を行い、認証が許可された場合のみメールを送信可能とする技術。SMTP認証トラフィック制限を搭載したMailstream Flow Controlは、既存のメールサーバに導入するだけでSMTP認証結果に基づくさまざまな設定を行える。また、現在SMTP認証を行うにはエンドユーザー側の設定変更が必要なため対応ユーザーと未対応ユーザーが混在する状況にあり、ISP各社は2種類のサーバを用意する必要があった。SMTP認証トラフィック制限により、1台のサーバで両方のユーザーへの対応が可能になる。
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