Windows Server 2008 R2のリモートデスクトップサービス(RDS)で提供される新機能を取り上げる3回シリーズの最終回。今回は1位を発表する。
Windows Server 2008 R2のリモートデスクトップサービス(RDS)では、Windows Server 2008のRDSに残っていた粗削りな部分が修正され、多数の新機能が盛り込まれている。その中でも最も目を引くのが、VDI(Virtual Desktop Infrastructure:仮想デスクトップインフラ)機能だ。
RDSのVDI機能は、ホスト型仮想デスクトップや旧来のアプリケーションを提供できるようにリモートデスクトップインフラを拡張する。この拡張は重要な意味を持つ。リモートユーザーのためにレガシーアプリケーションと本格的なデスクトップをサポートする必要性をMicrosoftが認識していることを示しているからだ。
ホスト型仮想デスクトップを実現するVDIは、RDSの従来のプレゼンテーション仮想化インフラにインストールできない、あるいはインストールされないアプリケーションをサポートするメカニズムを提供する。また、リモートアクセスが必要な環境のために、完全な(仮想化された)デスクトップをサポートするプラットフォームも提供する。
MicrosoftによるVDIの実装では、RDSとHyper-Vが組み合わされている。RDSがネットワークトランスポートを可能にし、Hyper-Vが仮想化プラットフォームを提供する仕組みだ。仮想デスクトップは、ユーザーのニーズに応じて以下の2つの形態で作成できる。
SASのCMOが語る マーケティング部門が社内の生成AI活用のけん引役に適している理由
データとアナリティクスの世界で半世紀近くにわたり知見を培ってきたSAS。同社のCMOに、...
SALES ROBOTICSが「カスタマーサクセス支援サービス」を提供
SALES ROBOTICSは、カスタマーサクセスを実現する新サービスの提供を開始した。
「Fortnite」を活用 朝日広告社がメタバース空間制作サービスとマーケティング支援を開始
朝日広告社は、人気ゲーム「Fortnite」に新たなゲームメタバース空間を公開した。また、...