アナリストに聞く、データバックアップを再考すべき理由システムの複雑化とデータの増大で激変するバックアップ環境

企業のITシステムは複雑化しており、それを取り巻くデータバックアップ環境も大きく変化している。多くの企業では、バックアップ体制を再考すべき時期に差し掛かっている。

2014年09月19日 08時00分 公開
[藤本和彦,TechTargetジャパン]
アイ・ティ・アール プリンシパル・アナリストの金谷敏尊氏

 クラウドコンピューティングやビッグデータ、IoT(モノのインターネット)に注目が集まる中、企業のIT部門が取り扱うべきデータは飛躍的に増加し、管理すべきシステムは複雑化している。それに伴い、データのバックアップを取り巻く状況は大きく変化しており、多くの企業では今、バックアップ体制を再考すべき時期に差し掛かっている。

 こう語るのは、IT調査・コンサルティング会社であるアイ・ティ・アール(以下、ITR)でプリンシパル・アナリストを務める金谷敏尊氏。同氏にデータバックアップの最新事情について聞いた。

データのバックアップを複雑にする昨今の状況

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