ユーザーは常に斜め上を行く――IT部門がVDIストレージの管理に手を焼く理由サーバストレージとの違い

サーバとVDIではストレージの使い方が違う。その違いを理解しておくことは重要だ。サーバストレージはユーザー体験に直接の影響を及ぼさないが、VDIストレージは影響を与える。

2015年04月14日 15時00分 公開
[Gabe KnuthTechTarget]

 VDI(仮想デスクトップインフラ)が広がり始めた当初、VDIプロジェクトが失速し頓挫するとしたら、その原因は多くの場合ストレージにあるといわれた。

 それから数年の間に、VDIとストレージの問題に対処する革新的なアプローチが幾つか登場した。おかげで今ではVDI環境にストレージリソースを提供する上で、かつて多くの問題を引き起こしていた(そして相当のコストが掛かっていた)従来型ストレージがネックとなることはなくなった。

 それでも依然としてストレージはVDIプロジェクトの失敗の原因として挙げられることが多い。理由の1つに、IT担当者がVDIストレージとサーバストレージの違いをしっかりと認識していないという問題がある。

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3つの違い

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