クラウド間のデータバックアップ、プロバイダーの選びは何基準?主要製品/サービスを紹介(1/2 ページ)

企業が利用するクラウド間のデータバックアップ技術とそのプロバイダーを選定する際には、コストから製品の機能まで、評価すべき項目は多岐にわたる。

2016年04月18日 12時00分 公開
[Brien PoseyTechTarget]
CloudfinderのWebサイト《クリックで拡大》

 クラウドにITリソースを移行すると生じる副次的な悪影響の1つは、往々にしてバックアップが難しくなることだ。これは、特にSaaSに当てはまる。一般的にSaaSにあるデータのバックアップは、ローカルアプリケーションのデータのバックアップと同じ方法で行うことはできない。例えば、Microsoftの「Office 365」の場合、顧客はサーバにバックアップエージェントをインストールすることが許可されていない。Office 365のサーバを複数のテナントで共有しているというのが表向きの理由である。だが、バックアップエージェントがサーバのパフォーマンスや安定性に影響する恐れを排除できないという事情もある。

       1|2 次のページへ

ITmedia マーケティング新着記事

news063.jpg

約8割の人が経験する「見づらいホームページ」 最も多い理由は?
NEXERはくまwebと共同で「見づらいホームページ」に関するアンケートを実施した。

news119.jpg

スマホ時間の奪い合い「利用者増えても、利用時間は減少」 唯一の勝者は?
データマーケティング支援のGlossomは、「スマートフォンでのメディアとコマースの利用に...

news100.jpg

生成AI時代のコンテンツ制作の課題 アドビが考える解決法は?
求められる顧客体験はますます高度になる一方で、マーケターのリソースは逼迫している。...