流行のシステムに飛びつくべきか、様子見か 判断基準となる“10の質問”注目の「ハイパーコンバージドシステム」(1/2 ページ)

企業のIT部門ではハイパーコンバージドシステムの導入が大流行しているようだが、全ての企業が導入しているわけではない。本稿で紹介する10の理由が自社のニーズに合わない限り、急いで導入するのは避けた方がいい。

2016年04月27日 12時00分 公開
[Alastair CookeTechTarget]
画像 米EMCのハイパーコンバージドインフラ「VSPEX BLUE」《クリックで拡大》

 ハイパーコンバージドシステムには、従来のサーバ/ストレージアレイのセットアップとその間で機能するネットワークにない多くのメリットがある。

 ハイパーコンバージェンスでは、コンピューティングとストレージをネットワークで接続したノードにまとめ、仮想化と管理ソフトウェアの準備が最初から整っている。まだ広く普及しているというわけではないが、ハイパーコンバジドシステムは急速に成熟しており、企業の管理者が望むスケーラビリティと管理容易性を満たせるようになっている。企業がハイパーコンバージドシステムの構成を選ぶ理由は多種多様だ。貴社の現状によっては、以下で紹介する理由の幾つかが当てはまるかもしれない。

1.流行のテクノロジー

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